Googleが「検索結果の内容をラジオ風に音声でまとめるAI機能」を開発中 – GIGAZINE


Googleが検索結果に含まれるページの内容をまとめて音声出力する機能「Audio Overview」のテストを開始しました。

New Audio Overviews experiment in Search coming to Labs
https://blog.google/products/search/audio-overviews-search-labs/

GoogleはAIの活用に力を注いでおり、Google検索にも「AIによる概要」が表示されるようになっています。例えば、Googleで「iPhone 水没」と検索すると、検索結果の最上部に「AIによる概要」として「検索結果に含まれるウェブページの内容を元に、iPhoneが水没した際の対処方法をまとめた文章」が表示されます。


新たにGoogleがテストを開始した「Audio Overview」(音声による概要)は、検索結果を要約して音声として出力するというもの。

Audio Overviewが有効化された状態のGoogle検索の検索結果画面が以下。「関連する質問(People also ask)」の下部に音声再生エリアが追加されています。


Googleが公開したスクリーンショットには「ノイズキャンセリングヘッドフォンの仕組み(how do noise cancellation headphones work)」という検索フレーズに対して10件のウェブページを参考に3分46秒の音声で回答している様子が含まれています。音声の生成にはGoogle製AIのGeminiが使われているそうです。


Audio Overviewの正式リリース時期は不明です。

なお、Googleのスンダー・ピチャイCEOは「AIによる概要」の利用者数が月間10億人以上に達していることを報告しています。


また、「AIによる概要」が表示されることで、ユーザーが検索結果に含まれる各ページを訪問する頻度が減少し、Google検索からウェブサイトへのトラフィックが著しく減少していることが報告されています。

Google検索からニュースサイトへのトラフィックが激減し「AIによる概要」の導入でさらなる危機が訪れるとの指摘 – GIGAZINE

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