iOSにはiPhoneやiPadを使っていた時間や使用アプリを測定する「スクリーンタイム」という機能があり、ユーザーは自分がどれほどの時間をスマートフォンに費やしているのかを把握できます。スマートフォンのスクリーンタイムを制御するアプリ・Clearspaceの開発者らが、iOSのスクリーンタイムを独自に計測し、ウェブ上から利用するためのAPI「Screen Time Network」を公開しました。
API Documentation – Screen Time Network
https://www.thescreentimenetwork.com/api/overview
Show HN: iOS Screen Time from a REST API | Hacker News
https://news.ycombinator.com/item?id=44194120
iOSのスクリーンタイムはデジタルデバイスの使用習慣を理解するために役立つほか、アプリごとに1日の使用時間を設定するなどして、スマートフォンの使い過ぎを防ぐためにも活用できます。Clearspaceはスクリーンタイムを制御するためのアプリで、「アプリをブロックまたは制限する」「アプリの使用スケジュールを設定する」「アプリを開く前に一時停止して時間を置く」など、さまざまな便利機能が搭載されています。
Clearspaceを開発したオリバー氏とロイス氏は、ユーザーから「スクリーンタイムの制限をオーバーしたり制限を回避しようとしたりすると、慈善団体に自動的に寄付をする機能」「同じ目標を持つグループ内でスクリーンタイムを可視化する機能」「スクリーンタイムの大幅な超過をセラピストに自動報告する機能」など、さまざまな機能の要望を受け取っているとのこと。
これらすべての要望に対応することはできないため、オリバー氏とロイス氏はウェブ上のデータにアクセスするREST APIとして、iOSのスクリーンタイムにアクセスできる「Screen Time Network」をリリースしました。
Screen Time Networkを利用すると、主に「自分または公開ユーザーの今日のスクリーンタイムにアクセスする」「自分または公開ユーザーの過去のスクリーンタイムデータにアクセスする」「自分または公開ユーザーのスクリーンタイム関連イベントを購読する」といったことが可能になります。
Screen Time NetworkのUIでスクリーンタイムを見るとこんな感じ。
APIを利用してスクリーンタイムを可視化するツールや、スクリーンタイムが特定の時間を超えたら通知を送るツールなどを作成することができます。
デバイスからScreen Time Networkに送られるデータはClearspaceを経由しているため、APIを使うにはClearspaceをインストールする必要があります。なお、先にScreen Time Networkのアカウントを作成しておくと、Clearspaceにログインした時にAPIセットアップ画面が表示されるとのことで、オリバー氏らは先にAPIアカウントを作成することをオススメしました。
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