「いのちは合体・変形だ!」、河森正治の考えた「可変ミャクミャク」はノーマルモードと空飛ぶ自動車モードを切り替えて「空飛ぶミャクミャク」に変形可能 – GIGAZINE


取材


『マクロス』シリーズや『アクエリオン』シリーズに携わるアニメーション監督でありメカニックデザイナー、ビジョンクリエイターなどとしても知られる河森正治さんは、「2025年 大阪・関西万博」のテーマ事業プロデューサーも務めており、シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」を手がけています。パビリオンコンセプトである「いのちは合体・変形だ!」を体現するかのように、マスコットキャラクターであるミャクミャクを変形させた「空飛ぶミャクミャク」が、AnimeJapan 2025で展示されていました。

アニメ制作会社・サテライトのブースの一角に、河森さんが直近で手がけている仕事がまとめられていました。次世代モビリティプロダクト開発プロジェクト「AVIOT Ridepiece Project」などが並ぶ中、「SHOJI KAWAMORI 空飛ぶミャクミャクコレクション EXPO2025 会場にて随時販売予定!」の文字が。


「可変ミャクミャク 空飛ぶ自動車モード(非変形バージョン用)」と「可変ミャクミャク ノーマルモード」のデザイン画が掲載されていました。


コンセプトとしてそういうデザインを考えただけなのかと思いきや、立体物が展示されていました。


河森さんによる「空飛ぶミャクミャク 変形機構構想 LEGO試作」。


そして、LEGO試作をもとに、小林康之さん協力のもと作られた原型試作品「可変ミャクミャク ノーマルモード」。足や手が変形に備えた形状になっているのはわかるものの、頭部やボディはよく見るミャクミャクそのものに思えます。


「可変ミャクミャク 空飛ぶ自動車モード」。頭部の赤いリングが左右に分かれ、ボディ内からプロペラが出てくるという機構になっていました。なお、これらは商品化予定はないとのこと。


ただし、非変形バージョンは「SHOJI KAWAMORI 空飛ぶミャクミャクコレクション」としてEXPO2025会場で随時販売予定となっています。


大阪・関西万博では、河森さんは音楽プロデューサーの菅野よう子さんとタッグを組み、超時空シアター「499秒 わたしの合体」というイマーシブ展示を行うことになっています。

超時空シアター「499秒 わたしの合体」MRと一体感とVRの没入感をEXPO 2025 大阪・関西万博で – YouTube

この記事のタイトルとURLをコピーする


ソース元はコチラ

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事