Cybertruck購入者向けフォーラムで話題になっていた、Cybertruckの外装パーツ「カントレイル」が外れてしまう件について、テスラが正式にリコールを発表しました。対象となるCybertruckは4万6096台です。
Part 573 Safety Recall Report 25V-170
(PDFファイル)https://static.nhtsa.gov/odi/rcl/2025/RCLRPT-25V170-9407.PDF
Cybertruck Cantrail Replacement | Tesla Support
https://www.tesla.com/support/recall-cybertruck-cantrail-replacement
Tesla recalls most Cybertrucks due to trim detaching from vehicle | Reuters
https://www.reuters.com/business/autos-transportation/tesla-recall-over-46000-cybertrucks-nhtsa-says-2025-03-20/
「カントレイル」の不具合は2025年2月には有志によって報告されていたもので、テスラも問題を認識していて、納車がストップしていました。
テスラのCybertruckの外装パーツが外れて飛んでいってしまうため納車がストップ – GIGAZINE
アメリカ運輸省道路交通安全局(NHTSA)のリコール報告によると、リコールが申請されたのは2025年3月18日。対象となったのは2023年11月13日から2025年2月27日までに製造されたすべてのCybertruckで、台数は4万6096台。欠陥のある割合はこのうち1%の、460台ほどと推定されています。
テスラによれば、「カントレイル」のステンレス製パネルが接着接合部分からはがれてしまい、車両から分離する可能性があるとのこと。
テスラはリコール対象車両の「カントレイル」を無償で耐久性試験要件を満たしたものに交換すると発表しています。なお、交換にかかる時間は1時間ほどだそうです。これまでに当該の不具合によって発生した事故やけがなどはないとテスラは報告しています。
なお、Cybertruckは不具合が多発していることでも知られていて、2024年10月にリアビューカメラ画面の不具合で通算5回目のリコールを行っています。
テスラが「Cybertruck」約2万7000台をリコール、1年足らずで早くも5回目 – GIGAZINE
by Tim Reckmann
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