Apple Watchは右腕か左腕の好みはあるものの、ほとんどの人が手首に装着しています。ところが、一部のユーザーは足首にApple Watchを装着して使っているそうです。
Why Are People Wearing Apple Watches on Their Ankles? – The New York Times
https://www.nytimes.com/2025/02/08/style/apple-watch-ankles.html
Apple Watchを足首に装着する例が以下。特に複雑な操作は必要なく、ただ装着する場所を足首に変えるだけです。
Apple Watch Series 10を装着して心拍数を測定してみたところ、手首への装着時と同様に数値が表示されました。
ニューヨーク・タイムズによると、何らかの事情で手首にApple Watchを装着できない人の間で「Apple Watchを足首に装着する」という解決作が用いられているそうです。具体的には、以下のような事情を持つ人々が足首への装着を試みています。
・手首が細すぎてサイズの合うバンドがない
・ベビーカーを押している際に腕の動きが固定され、歩数などを正しく測定できない
・トレッドミルで歩きながら仕事していると、歩数が正しく測定されない
日本にもApple Watchを足首に装着しているユーザーが多くいます。以下のユーザーは勤務先で腕時計が着用禁止となったことを切っ掛けに足首への装着を試みています。
Apple Watchと時計共存の解決策。
会社で腕時計禁止になったので、その対策でもあります。
Amazonで格安バンドを購入したけど必要十分。
純正のレプリカだけど、Apple Watchからベルトを外さずに足首に通せるので最高です。 pic.twitter.com/YNYPm7FGis— ねじまきみのり (@nejimakiminori) March 21, 2021
なお、Apple Watchの心拍測定機能は「手首の血流量」を測定することを念頭に設計されています。このため、Apple Watchを足首に装着すると心拍を正しく測定できない可能性があります。ニューヨーク・タイムズは足首への装着がもたらす影響についてAppleに問い合わせましたが、返答は得られなかったそうです。
また、アメリカでは飲酒運転で有罪判決を受けた人を対象に「足首に装着するアルコール検知デバイス(SCRAM)」の装着義務を課すことがあります。このため、Apple Watchを足首に装着しているユーザーは「飲酒運転で有罪判決を受けたことがある」と勘違いされることもあるそうです。
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