「データセンターを拒否する地域は後進的で貧しくなる」「中国は反データセンター運動を大いに喜んでいる」とトランプ大統領が発言 – GIGAZINE


メモ

by Gage Skidmore

AI開発や関連するサービスの運営に必要なデータセンターが急増していますが、それに伴ってデータセンター建設の反対運動も激化しています。データセンター建設を推し進めたいドナルド・トランプ大統領が、データセンターに反対する人々を批判しました。

Trump: Communities that reject data centers will end up ‘backwards and poor’ – POLITICO
https://www.politico.com/news/2026/08/31/trump-data-centers-midterms

Trump says communities that reject data centers ‘want to end up being backwards and poor’ — President claims China ‘could not be happier’ with AI data center backlash in the US | Tom’s Hardware
https://www.tomshardware.com/tech-industry/data-centers/trump-says-communities-that-reject-data-centers-want-to-end-up-being-backwards-and-poor-president-claims-china-could-not-be-happier-with-ai-data-center-backlash-in-the-us

トランプ大統領はSNSのTruth Socialに「アメリカのコミュニティがデータセンターを望まない唯一の理由は、後進的で貧しいままになりたいからに他ならない」と投稿し、データセンターによってアメリカ人はより裕福になると主張しました。


実際、データセンターの建設は地域の雇用を3.5%増加させ、総賃金を5%、事業所数を4.7%、世帯収入の中央値を1.9%上げるというジョージア工科大学の調査結果も出ていることから、データセンターで裕福になるという考えは間違いではない可能性があります。ただ、この調査では「これらの恩恵は主に大都市圏で見られ、地方における恩恵はごくわずかである」と指摘され、さらにデータセンターの導入で地域の電気料金が平均5%上昇するというトレードオフがあることも確認されています。

データセンターは水や電気を大量に消費するため、地元住民の公共料金が値上がりするのではという不安や、実際にデータセンターが建設された地域で騒音問題が発生しているという問題があることから、アメリカではデータセンターの建設に反対する動きが見られます。ある調査では、アメリカ人の7割が地元にAIデータセンターが建設されることに反対しているという結果も出ているほどです。

アメリカ人の7割は地元にAIデータセンターが建設されることに反対 – GIGAZINE


トランプ大統領は「中国は反データセンター運動に大喜びしている」とも指摘し、アメリカ人の反中感情をあおるような言動を見せました。

トランプ大統領はデータセンターの建設に必要な手続きを迅速化する大統領令に署名するなどして建設を後押ししていますが、州レベルではデータセンターの建設に待ったをかけるところもあり、地元住民の理解を得ることが喫緊の課題となっています。

新たな大規模データセンターの建設を1年間停止する法案をニューヨーク州議会が可決、知事が署名すれば州全体では初の措置に – GIGAZINE


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