
日本時間の2026年6月9日(火)午前2時から開催されているAppleの年次開発者会議「WWDC26」の基調講演で、Appleの画像生成AIが大幅強化されて高品質生成や画像編集が可能になることが発表されました。
Apple Events – Special Event Stream – Apple
https://www.apple.com/apple-events/event-stream/
WWDC 2026 — June 8 | Apple – YouTube

Appleの画像生成アプリである「Image Playground」がまったく新しいバージョンに生まれ変わります。

従来のImage Playgroundはローカルで動作する仕組みでしたが、新しいバージョンではAppleのサーバーで高性能な画像生成AIモデルを実行する仕組みとなりました。Appleのサーバーを用いた処理は「プライベートクラウドコンピューティング」と呼ばれており、ユーザーのプライバシーを確保しつつ高度な処理を実行できます。

生成できる画像の品質が大幅に向上。

写真ライブラリ内の人物画像を使って画像を生成することも可能。

スタイルを変更することもできます。

写真をいろんなスタイルに変更可能。

画像生成に使った写真はAppleのサーバーに保存されず、共有されることもありません。

実例が以下。まず、Image Playgroundを起動してライブラリから写真を選択します。

「誕生日ケーキを手に持った写真」といったように編集内容を指示。

指示通りの画像が完成しました。

さらに、背景や服装の変更を指示。

こんな感じに、どんどん編集を指示して好みの画像を作ることができます。

画像内のオブジェクトをくるっと囲むだけでオブジェクト選択することが可能。例えばケーキの周囲を丸く囲むと自動的にケーキのみが選択されます。

ケーキを選択した状態で編集を指示すれば、ケーキだけが変更されます。

ケーキにキャンドルを追加できました。

生成画像のサイズは「Square」「Wallpaper」「Portrait」「Landscape」から選べます。

個人サイトで使う画像を生成。

ポスター画像を生成。いろんな用途に使えます。

メッセージアプリやロック画面の背景画像を作ることもできます。

さらに、写真アプリにもAIを用いた画像編集機能が追加されました。

追加された機能は不要なオブジェクトを削除する「クリーンアップ」、画像の外側を描き足す「拡張ツール」、構図を変更する「空間リフレーム」の3種類。

クリーンアップの例が以下。まず、これが元の画像。

クリーンアップで背後の人物を消した画像。違和感なく消えています。

拡張ツールは画像の外側を描き足す機能。

元の写真に含まれていなかった部分を違和感なく描き足すことができます。

空間リフレームの例は以下の通り。まず、撮影する角度や距離をミスしてしまった写真を開きます。

編集ボタンをタップして右下のツールボタンをタップ。

空間リフレームをタップ。

写真内をタッチしてグリグリとドラッグすることで、3Dシーンのように角度を変更できます。

好みの構図に調整したら実行ボタンをタップ。

しばらく待つと完成写真が表示されます。空間リフレームで編集中はローカルのAIモデルを用いたプレビューがリアルタイム表示され、実行ボタンをタップするとAppleのプライベートクラウドコンピューティングで処理される仕組みです。

写真アプリのAIを用いた編集機能は、iPhoneで過去に撮影した写真や他のカメラで撮影して取り込んだ写真でも使用可能です。

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