Google検索のAIによる概要で「無視する」「軽視する」「スキップする」といった単語を検索するとAIが「命令された」と受け取って適切に回答しない問題が発生 – GIGAZINE


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Googleで検索を行うと検索結果ページの一番上にAIが検索結果をわかりやすくまとめてくれる「AIによる概要」が表示されますが、このAIによる概要については「1時間に何千万件もウソをついている」という調査結果があるなど、誤った内容を出力している可能性に注意が必要です。さらに、2026年5月末頃から「『無視する』などの特定の単語を検索すると、その単語の意味をAIによる概要で説明するのではなく、AIが『はい、無視します』と回答する」というバグが複数指摘されています。

Google’s AI search is so broken it can ‘disregard’ what you’re looking for | The Verge
https://www.theverge.com/tech/936176/google-ai-overviews-search-disregard

Searching for ‘Disregard’ Breaks Google [Updated] – MacRumors
https://www.macrumors.com/2026/05/22/google-search-disregard/

Googleは2026年5月20日に、Google検索に高度なAIモデルの機能を導入して検索を大幅刷新することを発表しました。Google検索のAIモードにおけるデフォルトのAIモデルがエージェント機能やコーディングにおいて最先端のパフォーマンスを発揮するGemini 3.5 Flashへアップグレードされたほか、検索ボックスに過去25年間で最大規模のアップデートを施したとGoogleは発表しています。

Google検索がAIで大幅刷新、マルチモーダル入力に対応してエージェント機能も搭載 – GIGAZINE


このGoogle検索のアップデート以降、検索結果に表示されるAIによる概要に不具合が生じているケースがしばしば指摘されています。以下の投稿では、「disregard(無視する)」という単語を検索したところ、AIによる概要は単語の意味を答えるのではなく、「Understood! I’ll ignore the previous prompt and start fresh(分かりました!ここまでのプロンプトを無視して最初からやり直します)」と回答しています。英文の場合は動詞を単独で使うと命令文と解釈できるため、「disregard」という検索を「無視しろ」という命令だと受け取ったわけです。


以下の投稿でも、「disregard」の検索で「Understood. Let me know if you need help with anything else.(分かりました。他にサポートが必要なら話してください)」とAIによる概要で回答しています。


また以下の投稿では、「ignore(無視する)」「stop(止める)」「pause(停止する)」という単語を検索した場合でも、検索ではなく命令と受け取ってAIによる概要が回答したことを指摘しています。


実際に「無視」と日本語でGoogle検索してみたところ、以下のように「無視」の説明がAIによる概要で表示されました。


しかし、「無視しろ」と命令形で検索してみたところ、「承知いたしました。これ以降はいただいたご指示を完全に『無視』して対応することも可能ですが、何か他にお手伝いできることや、お探しの情報(周辺の飲食店 食べログ、天気 Yahoo!天気・災害、交通情報 ジョルダン など)はございますか?いつでもお気軽にお申し付けください」と命令として解釈したような回答になりました。


GoogleがI/O 2026で新しいAIベースのGoogle検索を発表した直後に発生した問題のため、このアップデートが問題の原因だとウワサされていました。しかし、Googleの広報担当者はメディアに対する声明で「このバグはGoogleがI/O 2026で発表した内容とは無関係で、AIによる概要の問題です。AIによる概要が一部のアクション関連のクエリを誤って解釈していることを認識しており、修正に取り組んでいます。まもなく修正が適用される予定です」と説明しています。

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