ディズニーはDisney+やディズニーランド向けアプリなどをひとつにまとめた「スーパーアプリ」の開発を目指している – GIGAZINE


ディズニーはテーマパークリゾートのディズニーランド・リゾートを運営するだけでなく、自社コンテンツを中心とした映像ストリーミングサービスの「Disney+」なども展開しています。ディズニーはさまざまなアプリを配信していますが、これらをひとつにまとめた「スーパーアプリ」の開発を目指していると、Bloombergが報じました。

Disney (DIS) Is Exploring a ‘Super App’ For Theme Park Tickets, Movies and More – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-05-01/disney-is-exploring-a-super-app-for-theme-park-tickets-movies-and-more

Disney looking to make a unified ‘super app,’ report says | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/05/07/disney-looking-to-make-a-unified-super-app-report-says/


Bloombergがディズニーの上級幹部から入手した情報によると、同社はDisney+やDisney Cruise Line Navigatorといったディズニーが配信するアプリをひとつに統合することを計画しているそうです。

この上級幹部によると、ディズニー内でアプリをひとつに統合する計画についての協議は行なわれているものの、まだ初期段階にあるとのこと。なお、このアプリは社内で「スーパーアプリ」と呼ばれています。

2026年初頭にボブ・アイガー氏の後任として同社のCEOに就任したジョシュ・ダマロ氏は、ディズニーの提供するエンターテイメント体験を合理化し、Disney+とディズニーランド・リゾートの関係をより密接に結びつけることを目指していると強調しています。

ダマロCEOはディズニーの四半期決算発表会で、「Disney+はディズニーとファンとの主要な関係となり、すべてがひとつになる場所となる」とスーパーアプリの存在をほのめかすような発言を行っていました。

スーパーアプリを構想しているのはディズニーだけではありません。例えば、SpaceXやテスラなどのイーロン・マスク氏は、Twitter(現X)を買収した際に金融取引を含むあらゆることが可能なアプリを開発することを目指していると語っていました。

イーロン・マスクが「Twitter」から「X」に名称を変更した理由を語る、金融取引を含む包括的アプリになるため「Twitter」の名前はそぐわないと主張 – GIGAZINE


なお、スーパーアプリの具体例として挙げられるのが中国のWeChatです。ただし、何でもできるスーパーアプリにはユーザーに関するデータが集約してしまうため、ユーザーのプライバシーが損なわれてしまうという問題があります。

データ集中の究極形態「WeChat」アプリが抱える大問題とは? – GIGAZINE

by 禁书 网

テクノロジーメディアのTechCrunchはスーパーアプリについて、「スーパーアプリはユーザーがプラットフォームから離れる必要がほとんどなくなるため、利便性をもたらし、ひいては企業の収益向上につながる可能性があります。しかし、このモデルは競争を阻害し、ユーザーの選択肢を狭める可能性もあります」と指摘。

さらに、「決済やメッセージングなど文字通りあらゆる機能を網羅するわけではないでしょうが、ディズニーがすべてのモバイルプラットフォームをひとつのアプリに統合しようとする野望は、多少は実現可能ではあるものの、やはり少々驚きを禁じ得ないものです」と報じています。

加えて、「Disney+ユーザーとディズニーランド・リゾートの来場者は必ずしも同じ顧客層ではないため、Disney+アプリがクルーズ旅行の広告で溢れかえってしまうことで不都合が生じる可能性がある点には注意が必要です」とも指摘しました。

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