Cloudflareが1100人以上の従業員を即日解雇しました。CEOは「これを一度限りにしたい」と伝えています。
Building for the future
https://blog.cloudflare.com/building-for-the-future/
2026年5月7日、Cloudflareのマシュー・プリンスCEOとミシェル・ザトリン社長が連名で「本日午後、当社のグローバルチームに以下のメールを送信しました」とするブログを公開しました。
プリンスCEOらによると、メールにはCloudflareの従業員を世界全体で1100人以上削減する決定を行ったことを知らせる内容が盛り込まれていたとのことです。対象者は即日解雇され、2026年末までの基本給全額に相当する支払い、株式報酬の権利確定などの補償が行われます。プリンスCEOらは補償の内容について「業界トップクラスの退職パッケージだ」と説明しました。
このメールの後、対象者には個人用メールアドレスとCloudflareのメールアドレスの両方に決定通知が送られた模様。プリンスCEOは「この決定により、私たちの使命に大きく貢献し、Cloudflareを世界で最も成功した企業のひとつへと築き上げてくれた仲間たちに別れを告げなければなりません。今回の決定は、退職する方々の個々の仕事ぶりや才能を反映したものではないことを明確にしておきたいと思います」と伝えました。
プリンスCEOによると、Cloudflareにおける働き方は根本的に変化しており、単にAIツールやプラットフォームを構築・販売するだけでなく、自分たち自身でも積極的にAIを活用するようになっており、AI利用はここ3か月だけで600%以上増加したとのこと。
一見すると人間をAIに置き換えて社内コストを削減しているように見えますが、プリンスCEOは「本日の措置はコスト削減ではない」と伝えています。
プリンスCEOは「個人のパフォーマンス評価ではなく、エージェント型AI時代において、世界トップクラスの高成長企業がどのように運営され、価値を創出するかをCloudflareとして定義するためのものです」と話し、「近い将来、再び同じことをしたくありません。今ここで断固たる行動を取ることで、残るチームの安定性を守ることができます。小規模な削減を繰り返したり、組織再編を複数四半期にわたって引き延ばしたりすると、従業員に長期的な感情的不安を与えます。これは正しいことであり、誠実なことであり、そして私たちがこれからも築き続ける会社の価値観を反映したものです」と付け加えました。
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