Claude Codeを利用しているエンジニアのsasha-id氏が、コミットメッセージ内に「HERMES.md」という文字が含まれている場合にClaude Codeの追加課金が発生するというバグを報告しています。
HERMES.md in git commit messages causes requests to route to extra usage billing instead of plan quota · Issue #53262 · anthropics/claude-code
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/53262
Claude Codeでは、契約しているプランに応じて一定の「使用可能量」が割り当てられています。さらにユーザーがクレジットを購入していた場合、使用可能量を超えると自動で従量課金が始まり、クレジットが消費されるという仕組みです。
sasha-id氏はMax 20xプランを契約しており、まだ1週間の割当量の13%しか消費していなかったにもかかわらず、200.98ドル(約3万2000円)のクレジットが先に消費されてしまい、「余剰使用容量が不足しています」というエラーメッセージが出現してClaude Codeが動かなくなってしまいました。
sasha-id氏は多数のコミットを詳細に調査し、Gitリポジトリのコミットメッセージに「HERMES.md」という文字が含まれている場合、使用可能量の割り当てに関係なくAPIリクエストに対しクレジットが消費されることを突き止めました。
sasha-id氏の調査結果は以下の通り。コミットメッセージに正確に「HERMES.md」という文字が含まれている場合のみ追加の課金が発生し、大文字小文字が違ったり、ファイル名が「HERMES.md」だったりする場合には通常の動作のままでした。
また、sasha-id氏はバグ報告と同時にAnthropicのサポートAIからの返信を投稿。サポートAIはバグを認めたものの、「しかしながら、サービスの低下や、請求ルーティングの誤りにつながる技術的なエラーに対しては、補償を行うことができないことをご了承ください」と記述しました。
その後、Anthropicの担当者から「ご報告ありがとうございます!これは不正利用防止システムが過剰に作動していたようです。修正いたしました」という返信が届いたものの、sasha-id氏の「どういたしまして!今すぐ返金してもらえますか?」というメッセージは無視されたとのこと。
日本時間の2026年4月26日にXで今回の件が投稿され、147万表示されるほどの注目を集めると、丸一日経過した2026年4月27日にClaude Codeの開発担当者であるThariq氏から「返金作業を進めている」という情報が寄せられました。
ugh sorry this was a bug with the 3rd party harness detection and how we pull git status into the system prompt
we’re reaching out to affected users and giving them a refund + another month of credits (in this case another $200)
— Thariq (@trq212) 2026年4月26日
しかし、それから丸1日以上が経過しても返金は実行されたなかったとのこと。この件が日本時間の2026年4月30日午前4時ごろにニュース共有サイト「Hacker News」で話題になり、日本時間の2026年4月30日の13時になってようやく返金されたそうです。
sasha-id氏は今回の件について「最近はAnthropicではHacker Newsを利用するのが一番手っ取り早いサポート方法のようですね」と対応を皮肉っています。
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