
NVIDIAが主催するAIカンファレンス「GTC 2026」の基調講演が現地時間の2026年3月16日に実施され、ジェンスン・フアンCEOによってRubin GPUやVera CPUの詳細が発表されました。このうち、Vera CPUの性能を測定したベンチマーク結果がAIシステムを開発するRedpandaによって公開されています。
次世代データセンター CPU | NVIDIA Vera CPU
https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/vera-cpu/
NVIDIA Launches Vera CPU, Purpose-Built for Agentic AI | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-launches-vera-cpu-purpose-built-for-agentic-ai
Redpanda pushes the envelope on NVIDIA Vera
https://www.redpanda.com/blog/nvidia-vera-cpu-performance-benchmark
Vera CPUはNVIDIAが独自開発したCPUで、Rubin GPUと組み合わせたVera Rubin NVL72が2026年後半に稼働開始予定です。Vera Rubin NVL72の詳細は以下の記事にまとめています。
Vera CPUを搭載した基板が以下。Vera CPUはArm v9.2と完全な互換性を備えたOlympusコアを88個搭載し、マルチスレッディング技術の「NVIDIA Spatial Multithreading」によって合計176スレッドのCPUとして動作します。処理性能は前世代の2倍で、エージェントAIの実行や強化学習において優れたパフォーマンスを発揮することがアピールされています。
Redpandaは「NVIDIA Vera CPU」「AMD EPYC Turin」「AMD EPYC Genoa」「Intel Xeon 6(Granite Rapids)」のストリーミング遅延速度を測定した結果を公開しています。Vera CPUは最も遅延が小さく、「コア数やマシンの数が増加するにつれて、遅延が著しく減少する」という優位な特徴も確認されました。
「NVIDIA Vera CPU」「AMD EPYC Turin」「Intel Xeon 6(Granite Rapids)」のコア間通信速度を測定した結果が以下。EPYCとXeonはコア数の増加に伴って通信速度が向上しつつ32コアで頭打ちとなっていましたが、Vera CPUは64コアになっても通信速度が向上しています。
以下は「NVIDIA Vera CPU」「AMD EPYC Turin」「AMD EPYC Genoa」で「SQLのテーブルを結合する」という処理の速さを比較した結果です。実用環境に即したテストでもVera CPUが最も短時間で処理を終えることができました。
Vera CPUはすでに量産が始まっており、2026年後半から複数のプロバイダーを介して利用可能になる予定です。
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