ロンドンの医師が2400km離れたジブラルタルのロボットを遠隔操作して前立腺切除手術に成功 – GIGAZINE


メモ


ロンドン中心部にあるロンドンクリニックの泌尿器科医であるプロカール・ダスグプタ氏が、イギリスの海外領土・ジブラルタルで唯一の病院・セントバーナード病院の手術室にあるロボットを遠隔操作して、62歳の患者の前立腺切除手術を行い、無事成功しました。

Sci-fi surgery as doctor in UK directs robot to remove a prostate in Gibraltar | UK news | The Guardian
https://www.theguardian.com/uk-news/2026/mar/06/sci-fi-surgery-as-doctor-in-uk-directs-robot-to-remove-a-prostate-in-gibraltar


Patient of landmark Gibraltar robotic surgery carried out remotely from London feels ‘fantastic’
https://www.gbc.gi/news/patient-of-landmark-gibraltar-robotic-surgery-carried-out-remotely-from-london-feels-fantastic

セントバーナード病院はジブラルタルにある唯一の総合病院で、ジブラルタルでは2026年1月からロボット支援手術プログラムが正式にスタートしています。

GHA launches robotic-assisted surgery in major advancement for patient care – 41/2026
https://www.gibraltar.gov.gi/press-releases/gha-launches-robotic-assisted-surgery-in-major-advancement-for-patient-care-412026-11636


すでに地元では導入されたロボット手術システムを用いて局所手術が行われていますが、ロンドンにいる医師によるリモート操作での手術は今回の事例が初です。

手術を受けたポール・パクストン氏の症例はやや複雑で、本来であればロンドンまで移動して待機リスト入りすることになるため、手術まで3週間は待たなければならないものでした。

手術は5G接続可能な光ファイバーをバックアップに用意した上で、何かあったときのためにジブラルタルの外科チームも待機していましたが、60ミリ秒の遅延という環境下でダスグプタ氏は前立腺の切除に成功しました。

ダスグプタ氏は「遠隔操作であってもまるで自分がそこにいるかのようで信じられない経験でした」「この技術であれば、遠隔地であっても移動に伴う莫大な費用と不便をかけることなく人命を救うことができます」と述べました。

また、パクストン氏も手術後、「すばらしい気分です。医療の歴史の一端になることができて光栄です」と語っています。

すでに同じシステムを用いて、2例目の前立腺切除手術が別の患者に対して行われたとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする


ソース元はコチラ

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事