HDDやフラッシュメモリなどのストレージを製造・販売するWestern Digitalが、「2026年供給分のHDDはほぼ完売した」ことを明かしました。これはAI需要によるものですが、その代償としてWestern Digitalの売上高のうち消費者向け製品が占める割合はわずか5%にまで低下しています。
Western Digital runs out of HDD capacity: CEO says massive AI deals secured, price surges ahead
https://www.tweaktown.com/news/110168/western-digital-runs-out-of-hdd-capacity-ceo-says-massive-ai-deals-secured-price-surges-ahead/index.html
AIデータセンターの建設ラッシュによる需要の高止まりによってメーカーがパニック状態に陥るほどのメモリ不足が発生する一方、HDDにも影響が波及しており、エンタープライズ製品の在庫が払底して納期が2年遅れる事態になっています。
AIデータセンターのHDD不足で2年間バックオーダー状態、遅延によりQLC SSDへの急速な移行を余儀なくされる事態に – GIGAZINE
そんな中、Western Digitalは2026年1月29日に2026年度第2四半期(2025年10月~12月)の決算を発表。売上高は前年同期比で25%増の30億1700万ドル(約4600億円)、粗利益率は45.7%、営業利益率は30.1%を記録したと発表しました。同期における売上高の増加は、AIによる大容量HDD需要の増加が大きく貢献しています。
Western Digital Reports Fiscal Second Quarter 2026 Financial Results | WD
https://www.westerndigital.com/company/newsroom/press-releases/2026/2026-01-29-western-digital-reports-fiscal-second-quarter-2026-financial-results
決算発表会で、Western Digitalのアーヴィング・タンCEOは「既に強調した通り、2026年分のHDDの供給はほぼ完売しています。主要顧客7社とは確約の発注書を締結済みです。また、そのうち2社とは2027年分、1社とは2028年分の長期包括契約を締結済みです。言うまでもなく、これらの契約はエクサバイト単位の容量と価格の組み合わせとなっています」と語りました。
Western Digitalの投資家向け広報担当ヴァイスプレジデントによると、同社のクラウド売上高は総売上高の89%を占め、コンシューマー向け製品の売上高が占める割合はわずか5%にまで減っているそうです。
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