Googleが冬季五輪のスキーヤーやスノーボーダーの技をAIでリアルタイム分析するプラットフォームを開発 – GIGAZINE


AI


ミリ単位のエッジのコントロールやトリックの高さが求められるスキーやスノーボードのオリンピック代表を支えるために、GoogleがAIを活用して映像分析を行うトレーニングツールを構築したことを明らかにしました。

Team USA tech: Google AI helps skiers, snowboarders’ tricks
https://blog.google/innovation-and-ai/infrastructure-and-cloud/google-cloud/us-ski-snowboard-tool-winter-olympics-2026/

スノーボードのマディ・マストロ選手やスキーヤーのアレックス・ホール選手らを擁する冬季五輪のアメリカチームは、Googleと組んで、業界初の「AIを活用した映像分析プラットフォーム」を構築しました。

The athletes on Team USA aren’t the only ones training for the big day. – YouTube


これまで、映画や医学研究で用いられるような高精度のモーションキャプチャーを行うには、特殊なキャプチャー用スーツや対応した環境が必要でした。しかし、Google DeepMindの空間知能に関する研究を活用することで、Googleは競技用のギアを装着していてもビデオ映像からアスリートの動きをマッピングする技術を生み出しました。分析は、アスリートがもう1度滑走するためにリフトに乗るまでの数分で完了するとのこと。


分析結果をもとに、アスリートとコーチは迅速に動作の確認を行うことができます。2022年北京オリンピックの金メダリストであるホール氏は「これまでは直感に頼ってうまくいっていた部分について、データを確認することで、より踏み込んでいくことができます」と語っています。

この技術の特徴の1つは、スキーヤーのグローブに収まる手のひらサイズのデバイスで使えるという点。拠点や研究所に移動することなく、ゲレンデでほぼリアルタイムに分析が行えるという点は、チームにとって大きな利点となります。

また、過去のデータについても、以前であれば「5年前のあのトリックの映像はどこ?」と探し回る必要がありましたが、ツールを使うことで、ただちに過去の滑りを表示し、スロー再生で頭や身体の位置を正確に確認できるとのこと。プロモーション映像では、滑りの軌道やジャンプの高さ、他の選手のトリックとの詳細比較などを行える様子が確認できます。


ミラノ・コルティナオリンピックで、アメリカチームがどういった成果を見せてくれるのか楽しみなところです。

ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック|JOC – 日本オリンピック委員会
https://joc.or.jp/milano_cortina2026/

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