ちまたでは、違法な電波を発信して通信を乗っ取りフィッシング詐欺等のSMSを送りつける偽の基地局が確認されています。こうした通信は主に「2G」接続を無効化する設定にすればブロックできますが、Android 16では新たに「怪しいネットワークに接続したら通知する」という設定が追加されています。
Android 16 can warn you that you might be connected to a fake cell tower – Android Authority
https://www.androidauthority.com/android-16-mobile-network-security-3571497/
This Android toggle tells you when you’re connect to fake cell towers
https://www.howtogeek.com/theres-a-hidden-android-setting-that-spots-fake-cell-towers/
悪意のある人物は、携帯電話の基地局になりすまして街を行き交う人の端末を無理やり接続させ、端末の識別子など機密性の高い情報を読み取る攻撃を行います。このような攻撃は日本でも確認されており、総務省が注意喚起を行っています。
総務省|不法無線局の疑いのある無線機器※からの携帯電話サービスへの混信 ~フィッシング詐欺等のSMSにご注意ください~
https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000604.html
こうした攻撃は基地局認証の脆弱性を突ける旧世代の通信規格「2G」を利用するため、端末側で2G接続を無効化すれば不本意な攻撃を受けることはありません。2022年、「Android 12」にこの設定が追加されていますが、iOSには関連する設定はありません。
さらにAndroid 16では、デバイスが暗号化されていないネットワークに接続された場合や、一意のデバイスIDやSIM IDがネットワークで記録された場合に通知する「ネットワークに関する通知」という設定が追加されています。テクノロジー系メディアのHow-To Geekによると、この設定が機能するためには端末が高いハードウェア要件に沿う必要があるため、記事作成時点では「Pixel 10」シリーズしか対応していないそうです。設定方法は以下の通り。
設定アプリを開き、「セキュリティとプライバシー」をタップします。
続いて「その他のセキュリティとプライバシー」をタップ。
「モバイルネットワークセキュリティ」をタップ。
「ネットワークに関する通知」をタップしてオンにします。
「ネットワークに関する通知」に合致する状況が発生した場合、「あなたは暗号化されていないネットワークに接続しており、電話やメッセージなどが危険にさらされています」という警告が表示されるとのこと。また、デバイスの情報が誰かに記録された場合、その発生時刻や頻度も通知されます。
2Gを無効化する設定は以下の通りです。
設定アプリから「ネットワークとインターネット」をタップ。
「SIM」をタップ。
SIMカードの設定をタップ。
「2Gネットワークからの保護」をタップしてオンにします。
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