2025年度ドイツ年間ゲーム大賞の大賞部門にノミネートされた「フリップ7」の日本語版が2025年12月19日に発売されました。非常にシンプルなルールでありながら、プレイヤーの運と度胸を試せるカードゲームになっているとのことで、GIGAZINE冬のプレゼント企画に実物を提供してもらったので実際に遊んでみました。
ゲーム紹介:フリップ7|Engames
https://note.com/engames/n/nf306cef222b6
「フリップ7」のパッケージはこんな感じ。
対象年齢は8歳以上、プレイ人数は3人以上、プレイ時間は20分が想定されています。
中身はカードとルール説明書のみ。
カードは数字カードとボーナスカード、スコアカード、アクションカードの3種類。数字カードは以下で、0から12までの数字が書かれています。数字カードの枚数は「書かれている数字」と同じ。つまり、12のカードは12枚、8のカードは8枚、1のカードは1枚となっています。なお、0のカードも1枚のみ。
以下の上段はスコアカードで、6種類が1枚ずつ。下段はアクションカードで、3種類が3枚ずつ。
プレイの準備は、すべてのカードをシャッフルして山札を1つ作るだけ。
プレイヤーの中から1人を選び、最初のラウンドの親に指名します。親は作った山札を受け取ります。これで準備はOK。
ルールは「親から配られたカードに書かれた数字の合計が得点となり、最終的に得点が最初に200点に到達したプレイヤーが勝利」と、非常にシンプル。親は自身も含めて左隣のプレイヤーから時計回り順に「ワンモア」あるいは「ストップ」という2択を与えます。
「ワンモア」を宣言したプレイヤーは、親からカードを受け取って、表向きにして手元に置きます。
受け取った数字カードは横1列に並べていきます。この数字カードの合計が、そのラウンドで獲得できる得点。
ただし、以前に受け取ったカードを同じ数字のカードを引いてしまうと「バースト」となり、そのラウンドから抜けることとなります。さらにそのラウンドでの得点も0になってしまいます。
たとえば、12のカードは12枚もあるので、数字カードの中では最も引く確率が高く、バーストしやすいといえます。そのため、プレイヤーは自分の手番で「ワンモア」を宣言する代わりに、「ストップ」を選択することが可能。ストップを宣言するとラウンドから抜けることになりますが、それまでに集めた数字カードの合計値が自分の得点になります。
バーストした、あるいはストップを宣言したら手元のカードをすべて裏向けて、ラウンドから抜けたことを示します。
全員がラウンドでの行動を終了したら、そのラウンドが終わります。
ラウンドが終わったら、バーストしていないすべてのプレイヤーは手元のカードの合計値を計算します。ラウンド毎に獲得した得点が重要なので、プレイする時はスマートフォンやメモ帳に記録していくのがおすすめ。
また、すべて異なる7枚の数字カードを引くと、「フリップ7」という役が成立します。このフリップ7が成立したら、その時点でラウンドがただちに終了し、バーストしていないすべてのプレイヤーは得点を獲得します。さらに、フリップ7を達成したプレイヤーは15点の追加ボーナスを獲得します。たとえば以下の場合だと、数字カードの合計値は12+9+11+6+1+8+5=52点。さらに15点の追加ボーナスが加わり、ラウンドでの得点は合計67点となりました。
なお、スコアカードは数字カードではありませんが、数字カードの合計値に記載された値を得点に加えることができます。
ラウンドが終わったらすべての手札を捨て札にします。そして、親が左隣のプレイヤーに移り、再び同じようにカードを配ります。これを何度も繰り返して、ラウンド終了時に合計得点が200点を超えたプレイヤーの勝利となります。
シンプルすぎるため、運と駆け引きが非常に重要。その中で戦略を生むのがアクションカードです。「セカンドチャンス」は、1回だけならバーストから身を守ってくれるというカード。
以下は8の数字カードが重なってしまったケース。本来であればバーストしてしまう状況です。
しかし、セカンドチャンスのカードを持っていれば、セカンドチャンスのカードと引いてしまった2枚目の8の数字カードを一緒に捨て札にすることで、バーストしなかったことにできるというわけ。
「フリーズ」は自分を含めた任意のプレイヤーを強制的に行動終了にしてラウンドから抜かすことができるという攻撃的なアクションカードです。
ただし、「フリーズ」でラウンドから抜けても、手元の数字カードはちゃんと得点になります。そのため、フリーズはあまり点数を稼いでいないプレイヤーに使うのがおすすめ。以下は、「セカンドチャンス」のカードを最初に引いたプレイヤーに「フリーズ」が使われたところ。「セカンドチャンス」はバーストをなかったことにできますが、「フリーズ」の対象になった場合は効果を発動しないので、そのまま捨て札となってしまいました。
そして、黄色いアクションカードの「フリップスリー」
「フリップスリー」は、自分を含めた任意のプレイヤーに強制的に3枚のカードを引かせるアクションカードです。
3枚のカードを引かせることで相手をバーストさせるのを狙えます。ただし、相手の運次第では、得点がめちゃくちゃプラスされる可能性も十分あります。
そんな感じで、ラウンドを繰り返して得点を稼いでいきます。
バーストしないように早めにストップを宣言し、小さく点数を稼ぐプレイヤーもいれば、バーストを恐れず延々とワンモアを宣言してカードを並べ、フリップ7による大量得点を期待するプレイヤーもいます。数字カードの枚数はわかっている上に、これまで出た数字カードはプレイヤー全員に公開されているので、いわゆるカードカウンティングで確率を予想することが重要。しかし、カードがとにかく多いのと数字カードによって枚数が異なるので、出たカードすべてを記憶するのは至難の業。
最後は、すでに190点近く獲得していたプレイヤーが、わずか2枚でストップを宣言し、200点超えを達成。このラウンド終了時点で最高得点だったため、勝利を飾りました。
フリップ7は非常にシンプルなルールで、誰でも簡単に遊べるのがポイント。必要最低限の計算ができればOKなので、小学生でも大人に混じってプレイできます。数字カードがだぶらないように引き続けるチキンレースがベースになっていて、さらにアクションカードの使い方で戦略性が生まれるのがポイントですが、運と戦略のバランスはかなり運寄りなので、「先のことをじっくり考えて次の行動を決める」というタイプのゲームではありません。プレイした編集部員からは「一度点数に差がついてしまうと逆転する術が少なく、運を戦略でくつがえすことはかなり難しいものがある」「シンプルで大味なゲームだけど変に駆け引きがあるので、デスゲームにかなり向いていると思う」という意見もありました。
「フリップ7」の日本語版はAmazon.co.jpだと税込2750円で購入可能でした。
Amazon | フリップ7 日本語版[ボードゲーム][エンゲームス] | ボードゲーム | おもちゃ
また、「フリップ7」は以下のプレゼント記事からもゲットできます。
GIGAZINE冬のプレゼント大放出企画「アンケートに答えて全部持っていってください!」 – GIGAZINE
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