数兆円規模のクラウドコンピューティング能力についてGoogleとAI企業Anthropicが協議中 – GIGAZINE


メモ


対話型AIの「Claude」を開発しているAnthropicが、数百億ドル(数兆円)規模のクラウドコンピューティング能力を確保するためにGoogleと協議していると経済紙のBloombergが報じました。

Anthropic, Google in Talks on Multibillion-Dollar Cloud Deal – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-10-21/anthropic-google-in-talks-on-cloud-deal-worth-tens-of-billions


Anthropic, Google in talks on cloud deal worth tens of billions, Bloomberg News reports | Reuters
https://www.reuters.com/business/retail-consumer/anthropic-google-talks-cloud-deal-worth-tens-billions-bloomberg-news-reports-2025-10-21/

Anthropicは2021年にOpenAIの元従業員らによって設立されたAI開発企業であり、チャットだけでなくエージェントとしての機能も備えた対話型AIのClaudeを開発しています。Anthropicは「責任あるAI」の展開を企業理念としており、AIが持っている価値観についてのレポートや、AIの悪用事例などに関するレポートをたびたび公開しています。

Bloombergは現地時間の2025年10月21日、事情に詳しい関係者の話として、Anthropicが「数百億ドル規模のクラウドコンピューティング能力を提供する取引」について、クラウドサービスを展開するGoogleと協議していると報じました。なお、Googleは以前からAnthropicにコンピューティングリソースを提供しているクラウドプロバイダーでもあります。


この取引はまだ最終決定されていないものの、成立すればAnthropicはGoogleの機械学習特化プロセッサ「Tensor Processing Unit(TPU)」を使用可能になります。GoogleはクラウドコンピューティングサービスのGoogle Cloudを介してTPUの処理能力を提供しており、AnthropicのAI開発がさらに加速することが期待されます。

Google自身もマルチモーダルAIの「Gemini」を開発しており、AI開発においてはAnthropicの競合相手とも言えますが、以前からAnthropicに投資している出資者でもあります。

Googleは2023年に20億ドル(約3000億円)2025年初頭に10億ドル(約1500億円)をAnthropicに投資しており、総額でおよそ30億ドル(約4500億円)を投資しているとのこと。

なお、AmazonもGoogleと同様にAnthropicの投資家兼クラウドプロバイダーであり、投資総額は80億ドル(約1兆2000億円)に達しています。


今回の報道により、Googleの株価は時間外取引で3.5%以上増加しました。一方、Googleと同じくAnthropicの投資家でありクラウドプロバイダーでもあるAmazonの株価は、時間外取引で約2%下落しました。

この記事のタイトルとURLをコピーする


ソース元はコチラ

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事