山手線の出発駅と進行方向を指定することで、列車の音や駅メロ、駅のアナウンスなどを再現して仮想的な乗車体験を味わえるウェブサイトが「Yamanote」です。どんな風に山手線の乗車体験ができるのか気になったので、実際に使ってみました。
Yamanote
https://yamanote.app/
上記のURLにアクセスすると、「Yamanote」のトップページが開きます。
Yamanoteでは出発する駅と進行方向を指定することで、列車の走行音や駅メロなどを再生することが可能。まずは発車駅を選ぶ必要があるので、今回は「東京」をクリック。

すると、それぞれ2方向の矢印が記された「Ride」と「Download」という項目が表示されました。矢印は山手線の方向を示しており、路線図右側にある東京駅の場合、上方向の矢印が内回り、下方向の矢印が外回りとなります。「Ride」の左右にある矢印をクリックすると、指定した方向に進む車両に乗車した時の走行音や駅メロを体験することが可能。「Download」の左右にある矢印をクリックすると、それぞれの進行方向の車両に乗った時の駅メロをMP3ファイルでダウンロードできます。今回は上方向の矢印をクリックして、東京駅から内回り(上野方面)の車両に乗った際の音を体験してみます。
矢印をクリックすると、音声の再生がスタートします。音量や一時停止、一駅送り/戻しは中央のボタンで操作できます。
実際に聞いてみるとアナウンスや駅メロだけでなく、列車の開閉音や乗客の話し声、誰かが駆け込み乗車する際の足音まで聞こえてきました。
駅間の走行中は、出発した駅と到着する駅に影が付いて示されます。走行音も線路を走る際の音だけでなく、車両の揺れによるガタガタした音や車両が風を切る音まで再現されており、かなりリアルです。Yamanoteは100%正確ではないものの、駅間の距離も考慮して所要時間がある程度現実的になるように工夫されているとのこと。

音の設定を変更するには、中央の歯車ボタンをクリック。
「Announcement Tone(アナウンスのトーン)」「Door Closing Announcement(ドアが閉まるアナウンス)」「Door Closing Chime(ドアが閉まるチャイム)」「Next Station Announcement(次の駅のアナウンス)」「Station Background Noise(駅のバックグラウンドノイズ)」「Station Melody(駅メロ)」「Train Arrival(列車の到着音)」「Train Departure(列車の発車音)」「Train Driving Background Noise(列車走行中のバックグラウンドノイズ)」など、多岐にわたる音声のオンオフや音量を設定できます。設定を変更したら、下部の「Save(保存)」をクリックすればOK。なお、この設定で「Train Driving Background Noise」をオフにした場合、無音になるのを避けるため駅間の走行時間はゼロになるとのことです。
実際に「Yamanote」で、有楽町駅発の外回りの山手線車両に乗車した際の音を再現してみた様子は、以下の埋め込み動画で確認できます。
山手線の駅メロやアナウンスを出発駅と進行方向を指定して再現できる「Yamanote」で山手線の乗車を体験してみた – YouTube

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