
ソニーが、アメリカでのPlayStation 5の全モデルの価格を50ドル(約7500円)値上げすることを発表しました。ソニーは値上げの理由として、トランプ大統領による輸入品への関税導入を挙げています。
PlayStation 5 price changes in the U.S. – PlayStation.Blog
https://blog.playstation.com/2025/08/20/playstation-5-price-changes-in-the-u-s/
Sony is raising PS5 prices, starting tomorrow | The Verge
https://www.theverge.com/news/762410/sony-ps5-price-hike-raise-digital-pro
アメリカでの値上げは2025年8月21日(木)以降で、新しい価格は以下の通り。
PlayStation 5:499.99ドル(約7万3700円)→549.99ドル(約8万1000円)
PlayStation 5 デジタルエディション:449.99ドル(約6万6000円)→499.99ドル(約7万3700円)
PlayStation 5 Pro:699.99ドル(約10万3000円)→749.99ドル(約11万円)
ただし、値上げするのは本体価格だけで、周辺機器の価格は据え置きです。また、アメリカ以外の市場において価格変更を発表する予定はないと述べています。
この値上げの背景には、トランプ政権が2025年4月に発表した相互関税の導入があります。
トランプ大統領が相互関税導入を発表してハイテク業界に大打撃、Apple・Amazon・Meta・NVIDIA・Alphabet・Microsoftの株価が急落 – GIGAZINE
ソニーは2025年5月に開催された2024年度通年決算説明会で、この相互関税の影響は1000億円にのぼると見込んでおり、生産拠点をアメリカに移すことや製品価格の引き上げなどを検討していると語っています。
ソニーの決算発表でPlayStaion 5の2024年の販売台数は前年同期比11%減の1850万台と判明、トランプ関税の影響は1000億円 – GIGAZINE
ソニーは「多くのグローバル企業と同様に、私たちも厳しい環境を乗り越えようとしています」と語り、アメリカ市場での値上げは苦渋の決断であると述べました。
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