Googleの公式メッセージアプリである「Googleメッセージ」のAndroid版において、センシティブな画像が添付された際に、警告が表示されて画像にぼかしが入る機能が導入されました。
Understand sensitive content warnings in Google Messages – Google Messages
https://support.google.com/messages/answer/15724426
Google Messages rolls out Sensitive Content Warnings on Android
https://9to5google.com/2025/08/13/google-messages-sensitive-content-warnings-2/
Googleメッセージの保護機能は2024年10月に公開されたもので、「荷物の配達詐欺の検出機能」「潜在的に危険なリンクの警告」「海外からの不審なメッセージをブロック」「センシティブなコンテンツの警告」「連絡先確認機能」という5つの保護機能が発表されました。2025年4月からベータ版の展開が開始しています。
Googleメッセージに新しいスパム撃退機能が登場、ヌードを自動的にぼかす機能も – GIGAZINE
by Ivan Radic
Google関連の最新情報に詳しいメディアの9to5Googleによると、Googleメッセージの保護機能のうち、「センシティブなコンテンツの警告」が2025年8月14日ごろに全てのAndroidユーザーに展開されたとのこと。保護機能はGoogleアカウントログイン時のみ機能し、成人ユーザーの場合はデフォルトで無効ですが、未成年のアカウントでは自動で有効です。
Googleメッセージを使用するには、Google PlayのアプリページからGoogleメッセージをインストール。今回使用したPixel 9にはデフォルトでインストールされていました。アプリを開きます。
Googleメッセージの右上からアカウント設定を開きます。
「メッセージの設定」をタップ。
「保護と安全」をタップします。
従来は「スパム対策」の項目のみでしたが、「センシティブなコンテンツの警告の管理」という項目が追加されています。「センシティブなコンテンツの警告の管理」をタップ。
「Googleメッセージでの警告」のトグルスイッチをオンにしたら設定は完了。
実際に、「Googleメッセージでの警告」を設定したアカウントにさまざまな画像を送信してみました。手で体を隠している女性のヌードや、上半身は露出している男性のヌードを送ってみたところ、問題なく表示されました。
次に、女性の乳頭を含むヌード写真集の表紙画像を送信してみたところ、ぼかしがかかった状態で表示されました。画像を開くためにはタップします。
画像を表示するかどうかの警告が表示されます。問題がある場合は番号をブロックすることも可能。画像を開くためには「次へ」をタップ。
「はい、表示します」をタップします。
送られてきたヌード画像が表示されました。「センシティブなコンテンツの警告が有効になっているため、この画像にはぼかしが入れられました」と表示されています。
次に、「Googleメッセージでの警告」をオンにしたアカウントから同じ画像を送信してみます。画像を選択。
すると、「この画像を送信するかどうかをご確認ください」と警告が表示されました。「次へ」をタップ。
「はい、送信します」をタップしたら画像を送信できます。
「Googleメッセージでの警告」は、Android 9以降のデバイスに搭載されたAndroid System SafetyCoreを使用して分類しています。
この記事のタイトルとURLをコピーする
ソース元はコチラ
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。















