
- ジェシカ・カミレリ=シェルトンは、コピーライターの仕事と自分で立ち上げたビジネスにAIを活用することで収入を倍増させた。
- 彼女はChatGPTやClaudeといったAIツールを使い、生産性と創造性を高めている。
- AIツールは、タスク管理、コンテンツ作成、そしてクライアントとの打ち合わせに集中するためにも役立っている。
本記事は、イギリス在住、35歳のコピーライター兼コンテンツライター、ジェシカ・カミレリ=シェルトン(Jessica Camilleri-Shelton)へのインタビューをもとに構成している。文章は、長さとわかりやすさのために編集している。
約2年半前にAI(人工知能)を業務フローに取り入れて以来、私のキャリアや生活は一変した。
私は日々、多くのタスクに優先順位をつけながら取り組んでいる。フリーランスのコピーライター、コンテンツライター、教育コンテンツのクリエイターとして活動する一方で、AIを活用して「将来に備える」キャリアを構築する方法を専門職に教える自分のビジネスも立ち上げた。
この半年だけでも、コピーライティングの収入を倍増させると同時に、仕事の質も一段と高めることができた。これまでコピーライティングに費やしていた週2日分(各8時間)の作業時間を、自分のビジネスやソーシャルメディアでの発信に充てられるようにもなった。加えて、AIを活用してコンテンツの企画や台本作成を行った結果、TikTokのフォロワーをわずか8週間で2万人にまで増やすことができた。
AIを効果的に活用するための鍵は、それぞれのAIモデルの「得意分野」を理解し、それに応じて使い分けることにある。
ここでは、私の時間・資金・エネルギーを節約してくれるAIツールのトップ5を紹介する。
1. ChatGPT:仕事でもプライベートでも私のパーソナルアシスタントになった
私はChatGPT Plus(月額20ドル)を使って1日の計画を立て、タスクに優先順位をつけ、毎日の目標をすべて達成できるようにしている。例えば、次のようなプロンプトを使うことがある。
私のパーソナルアシスタントとして、今日の計画を立てるのを手伝ってください。私のタスク、優先順位(仕事とプライベート)、ミーティング、エネルギーレベルを把握するために質問をしてください。現実的で、時間的余裕があり、タスクをグループ化して頭の切り替えを最小限にしながらスムーズに進められるシンプルなスケジュールを作成してください。スキップできるもの、委任できるもの、自動化できるものがあれば指摘してください。最後に今日必ずやるべきことトップ3と、1日を楽にするためのちょっとしたヒントを提案してください。
ChatGPTは思考のパートナーとしても役立ち、ビジネス戦略のアイデア出しやブレインストーミングにも活用している。プライベートでは、休暇の計画、レシピの考案、さらには投資ポートフォリオの管理まで手伝ってもらっている。
ChatGPTを使い始める前の私は慢性的な先延ばし癖があり、迫り来るタスクを見ると圧倒され、それが手に負えないものに感じられ、どこから手をつければよいのか分からなかった。
しかし今では、ChatGPTにタスクを小さなステップに分解してもらい、さらに「完了」と伝えるたびに次のステップを提示してもらうようにしている。これが私自身の行動のバリアを取り除いてくれた。
ChatGPTはマインドセットコーチのような役割も果たしてくれる。励ましてもらったり、喝を入れてもらったりして行動につなげている。私がフリーランスの仕事の合間に自分のビジネスを築くことができたのは、ChatGPTのおかげだと考えている。
2. Claude:創造的な文章を書くためのパートナー
私は、ChatGPTがすばらしい文章を生み出すと思う一方で、Claudeの方がより少ないプロンプトや修正で、さらに優れた文章を生み出せると感じている。コピーライティングのニーズに応じて、Pro版(月額17ドル)とMax版(月額100ドル)を使い分けている。Claudeは、ソーシャルメディア用動画の台本作成、強力なフックのアイデア出し、自分のビジネス用週刊ニュースレターの作成などに非常に役立っている。
ニュースレターを書く際にAIをワークフローに組み込んだことで、3年前に私が一人で書いていたときよりも、さらに優れた文章を作れるようになった。
Claudeに次回のニュースレターのアイデアと過去の号を読み込ませ、私の文体をまねるよう指示したうえで、とりとめのないアイデアをニュースレターの下書きへと整理してもらっている。
さらに、Claudeに私自身の体験談を尋ねてもらい、それを文章に盛り込むことで、私らしい色を加えるようにしている。
3. Perplexity:3本柱のひとつ
私はPerplexityの使用頻度はClaudeやChatGPTほど高くないため、すべての機能に詳しいわけではないが、ソーシャルメディアやビジネス、ニュースレターのテーマ調査、そしてAI関連ニュースの動向を把握するために活用している。
例えば、ニュースレターのテーマのアイデアを思いついたときには、Perplexityを使って、そのテーマに関する最も関連性の高い調査結果を正確な引用付きで見つけてもらっている。
4. Fathom:会議の記録に欠かせない
私は1日の大半をクライアントとのZoomミーティングに費やしている。その際に慌ただしくメモを取ったりするのではなく、できるだけ会議に集中したい。
Fathomは、ミーティングの映像と音声を記録し、文字起こしをしたうえで、主要なアクションを私用のToDoリストにまとめてくれる。これにより、後でメモを見返しながらすべてを書き起こす手間が省け、大幅に時間を節約できる。
5. Canva:ビジュアルに特化
私は年間120ドルでCanva Proを利用しており、画像のサイズ変更や背景の除去などの機能を使って、手軽にグラフィックデザインを行っている。
さらにChatGPTとCanvaを連携させているので、オリジナルデザイン案の生成や、Canvaで編集できる画像の作成などが可能となり、新しいグラフィックをゼロから作成する必要がなくなった。
AIとスプレッドシートを組み合わせたCanva Sheetsも活用しており、いくつかのソーシャルメディア用の投稿を、キャプションやビジュアル、リンクなども併せて計画・作成している。
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