Metaが超知性の実現を目指して数千億ドル規模のAIインフラ投資を発表、2026年にマルチギガワットAI工場「Prometheus」を稼働し数年後に5ギガワットの「Hyperion」を稼働する計画 – GIGAZINE


Metaのマーク・ザッカーバーグCEOが自身のSNSアカウントで今後のAIインフラストラクチャーへの投資計画を発表しました。Metaはスーパーインテリジェンス(超知性)の実現を目指しており、今後数年でギガワット級のAIインフラストラクチャーを複数稼働させる予定です。


MetaはこれまでにLlamaシリーズをはじめとする高性能なAIモデルを開発してきました。ザッカーバーグCEOはAIの開発を促進するべく人材の引き抜きや計算設備への投資に力を注いでおり、2025年7月には超知性の開発チーム「Meta Superintelligence Labs」を設立したことが明らかになっています。

人知を超えるAI=超知性を開発する「Meta Superintelligence Labs」の設立をマーク・ザッカーバーグCEOが宣言 – GIGAZINE


新たに、ザッカーバーグCEOは超知性の開発に必要な大規模計算設備を構築するために数千億ドル(数十兆円)規模の投資を計画していることを明らかにしました。FacebookやThreadsに投稿された内容によると、Metaはマルチギガワット級のAIインフラストラクチャー「Prometheus」を2026年の稼働を目指して建設中とのこと。また、数年以内に5ギガワットクラスのAIインフラストラクチャー「Hyperion」を稼働開始することも計画しており、Hyperionはニューヨークのマンハッタン島を覆い尽くすくらいの広さになるそうです。


ザッカーバーグCEOは「Meta Superintelligence Labsには業界をリードするレベルの計算資源を保持することになり、研究者一人一人の能力も非常に高いです。私はAIの最前線を前進させるためにトップレベルの研究者たちと働けることを楽しみにしています」と述べ、Metaの保有する設備と人材が世界トップクラスのものであることをアピールしました。

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