組織再編の一環として、Microsoftが数千人の従業員を解雇する予定であると伝えられました。Microsoftは2025年5月に6000人規模の人員削減を実施したばかりです。
Microsoft Job Cuts Planned Aimed at Salespeople (MSFT) – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-06-18/microsoft-planning-thousands-more-job-cuts-aimed-at-salespeople
Microsoft isn’t done cutting jobs yet: Report says sales roles are next on the chopping block – GeekWire
https://www.geekwire.com/2025/microsoft-isnt-done-cutting-jobs-yet-report-says-sales-roles-are-next-on-the-chopping-block/
Bloombergによると、今回の解雇の対象となるのは主に営業部門で、会計年度が終了する2025年6月以後に実施されるとのこと。関係者によると、人数はまだ確定しておらず、営業部門以外にも影響を及ぼすかもしれないとのことです。
今回の人員削減は、2025年5月に従業員の3%が削減された件に続くものとなります。このとき、Microsoftの総従業員数が約22万8000人であったことから、解雇は6000人規模になると報じられていました。当時は製品開発やエンジニアリング部門が最も大きな打撃を受け、営業やマーケティングなど顧客対応部門は比較的影響を受けませんでした。
Microsoftが管理職整理のため6000人を解雇 – GIGAZINE
2024年6月の会計年度末時点で、Microsoftの従業員数は約22万8000人で、そのうち約4万5000人が営業・マーケティング部門に勤務していました。営業・マーケティング部門は、オペレーション部門(8万6000人)と製品研究開発部門(8万1000人)に次いで3番目に大きな部門です。
営業部門を中心に人員が削減される見込みである今回の件について、Microsoftは声明を出していません。
Microsoftは以前、成長のための投資を確実に行うため、組織構造を定期的に見直していると述べていました。同社はサーバーとデータセンターに多額を費やしており、経営陣は株主に対して他の分野への支出を抑制することを約束し、従業員にも警告しています。また、同社が発表した調査レポートでは、多くの業界でAI支援による小規模なチームが将来的に誕生すると示唆しており、自社でもAIに向けた取り組みを本格化させる可能性があります。
Microsoft製品のコードの30%程度はAIで書かれている – GIGAZINE
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