「Firefox 139」正式版リリース、拡張機能ページ内での全ページ翻訳が可能に – GIGAZINE


ウェブブラウザ「Firefox 139」の正式版が公開されました。ページ内での全ページ翻訳のサポート、コピーアンドペースト時の透過PNGのサポート、およびHTTP/3のアップロードパフォーマンスが改善されました。

Firefox 139.0, See All New Features, Updates and Fixes
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/139.0/releasenotes/

◆拡張機能ページ内での全ページ翻訳のサポート
これまでは拡張機能ページでは翻訳機能のボタンを押しても無反応でしたが、ダイアログが表示されるようになっています。


moz-extension://で始まる拡張機能ページ全体の翻訳が可能になりました。


◆コピーアンドペースト時の透過PNGのサポート
透明なPNG画像を貼り付けた際に透明性が維持されるようになりました。

◆ HTTP/3のアップロードパフォーマンスの改善
HTTP/3のアップロードパフォーマンスが大幅に改善されました。これによりQUIC 0-RTTによる接続の再開や高帯域幅・高遅延の接続が改善されました。

◆その他の変更点
・WindowsにおいてChromeから支払い方法やパスワードを直接インポートできなくなりました

◆開発者向けの変更点
Temporal APIがサポートされました
・Workersのタイマースロットリングがサポートされました
HTMLDialogElementに対するrequestClose()がサポートされました
hidden=until-found属性がサポートされました
・ WebAuthn largeBlob拡張機能のサポートが追加されました
・デバッガーのルートのスコープが、設定された特定のドメインに限定されるようになりました
・デバッガーの「Network」パネルの「Filter」設定がセッション間で保持されるようになりました
・デバッガーの停止した行のスタイルがハイコントラストモードでも表示されるようになりました
・いくつかのサイトでのクロスブラウザの相互運用性が改善されました
・プライベートブラウジングモードでService Workersが利用可能になりました

また、Firefox 139には複数のセキュリティバグフィックスが行われています。

なお、次期メジャー版となる「Firefox 140」は現地時間の2025年6月24日(火)にリリース予定です。

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