「オンラインでより多くの選択肢を持てるようにする」ことを目的として、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー政権が、SNSでパーソナライズされた推奨アルゴリズムをオフにできる選択肢を設けることを義務化する法案の準備を進めていることがわかりました。
Australians could opt out of social media algorithms under new law
https://www.france24.com/en/live-news/20260907-australians-could-opt-out-of-social-media-algorithms-under-new-law
Australia to let social media users ‘opt out’ of algorithm-based feeds
https://www.cnbc.com/2026/09/08/australia-social-media-algorithm-opt-out.html
オーストラリアでは2025年12月から「16歳未満によるSNS利用を禁止する法律」が施行されており、法律の対象となるSNSでは16歳未満のユーザーによるアカウントの無効化が求められ、従わない場合は9900万ドル(約110億円)の罰金が課されます。
SNS禁止法の違反罰則をオーストラリア政府が2倍に引き上げ、最高罰金は110億円に – GIGAZINE
これに続いてアルバニージー政権は、オーストラリア国民がオンラインでより多くの選択肢を持てるようにすることを目的としたデジタル注意義務に関する法案の草案を発表しました。新法はサービス提供者に安全なオンライン環境を提供する責任を課し、機能やツールに関する最低基準を定めるもので、オーストラリア国民が自身のSNSでアルゴリズムを管理できるようになる「My Feed, My Way」構想が含まれます。
My Feed, My Way | Prime Minister of Australia
https://www.pm.gov.au/media/my-feed-my-way
法案では、SNSプラットフォームは新規および既存のユーザーに対して、デフォルトのフィードに関する選択肢を提示する通知を送信することが義務付けられます。ユーザーは、アルゴリズムに推奨されるパーソナライズされたコンテンツをデフォルトのフィードに含めるよう「オプトイン」するか、あるいはパーソナライズされたコンテンツをデフォルトのフィードから「オプトアウト」し、自分が選んでフォローした友人やクリエイターの投稿のみを表示させることができます。
このほか、摂食障害を助長・奨励・悪化させるコンテンツや女性や男女平等に対する敵対的な考え方を助長するコンテンツ、ポルノコンテンツ、犯罪や生命を危機にさらす行為を美化するコンテンツ、虐待やいじめを含む精神的苦痛を引き起こすコンテンツといった有害コンテンツから18歳未満の若者を保護することが義務付けられます。
注意義務に違反した場合は1億920万ドル(約121億円)の罰金が科される可能性があります。
政府はプラットフォームや業界団体などから意見を募集していて、法案は2026年中に提出される予定となっています。
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