ゲームのコントローラーにはさまざまな種類があり、当然ながらボタンを押すために必要な力も異なります。海外メディアのLTT Labsが実際に計測した結果を共有しました。
You’re Pressing Buttons Harder Than You Think | LTT Labs
https://www.lttlabs.com/articles/2026/06/16/controller-button-force
LTT Labsがテストしたコントローラーは以下の通り。コントローラー本体の右側にある4つのボタン(A/B・X・Yなど)をテストに用います。
・Steam Controller (2026)
・Nintendo Switch 2 Pro Controller
・Xbox Wireless Controller
・PlayStation DualSense Edge
力計を用いて本格的に計測しています。
結果は以下の通り。グラムフォース(gf)という単位は地球の重力下で1グラムの物体が及ぼす力を表すもので、キーボードスイッチの重さを表すときなど使われる単位です。ほとんどのキーボードスイッチは30~70gfで動作します。
| コントローラー | ボタンの触覚力 [gf] | |||
| 上ボタン | 下ボタン | 左ボタン | 右ボタン | |
| Steam Controller (2026) | 93 | 93 | 107 | 88 |
| Nintendo Switch 2 Pro Controller | 93 | 97 | 95 | 91 |
| Xbox Wireless Controller | 107 | 116 | 118 | 89 |
| PlayStation DualSense Edge | 122 | 117 | 118 | 136 |
DualSense EdgeがPro Controllerより30~40gfも高いという結果について、LTT Labsは「ほとんどの人にとって致命的な欠点ではないものの、人によっては操作性、疲労、人間工学的な面に影響が出る可能性があります。任天堂は、ユーザーの手の位置によってボタンにかかる力が弱くなることを発見したのかもしれませんし、あるいは手が小さく力が弱い若い世代をターゲットにしているのかもしれません」と記しました。
実際にコントローラーを握っているときは親指と他の指でボタンを挟み込むように力を加えているため、このとき人間は1万gf以上の力を発揮できるとのこと。実際の使用を想定して計測したところ、通常の押下でも簡単に200gfを超えることがわかったそうです。LTT Labsは「私がロケットリーグでブーストを維持する際の比較的穏やかな長押しでも300gfを超えます」と述べています。
ボタンに加わった力をグラフで見ると次の通り。ググッとボタンに力を入れて完全に押されるまでを赤線で示し、そこから徐々に離していってボタンの押下がシステムに検知されなくなるまでを青線で示しています。まず以下がSteam Controller (2026)
Nintendo Switch 2 Pro Controller。
Xbox Wireless Controller。
PlayStation DualSense Edgeです。
テストでは常にボタンの中央を押せたわけではありませんでした。押している間にボタンの端に力がかかって沈み込み、その後残りの部分が急激に押し込まれるような状態があったため、グラフにはゆがみが生じています。LTT Labsは「通常のコントローラー使用時にも起こりますが、指はもっと広い面積でボタンを押すため、発生頻度は低くなります」と述べました。
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