by TechCrunch
Anthropicがアメリカ証券取引委員会(SEC)へ新規株式公開に向けた登録書類の草案を、2026年6月1日に非公開で提出しました。公開される株式数や価格は未定であり今後の市場動向など様々な要因によって決定されますが、同社は直近の資金調達で650億ドル(約10兆4000億円)を集めており、企業価値は9650億ドル(約154兆円)に達していると報じられています。
Anthropic confidentially submits draft S-1 to the SEC \ Anthropic
https://www.anthropic.com/news/confidential-draft-s1-sec
Anthropic files to go public | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/06/01/anthropic-files-to-go-public/
非公開のIPO申請により、Anthropicは詳細な財務情報、リスク、その他の内部事情を公表することなく、将来的な株式公開に向けた準備を開始することができます。ただし、株式公開の計画を実行に移す場合、AnthropicはS-1登録届出書を提出することになり、そこには同社の財務状況、法的課題、リスク、および最大の議決権を保有する者の内訳に関する詳細情報が記載されることになります。
今回の申請は2兆ドル(約319兆円)の評価額を目指すSpaceXの新規株式公開と重なる時期に行われています。SpaceXはGrokを開発するxAIを子会社としています。
宇宙企業SpaceXが新規株式公開(IPO)を正式に申請、イーロン・マスクCEOは議決権の85.1%を保有 – GIGAZINE
また、OpenAIは2026年3月に評価額8520億ドル(約136兆円)で1220億ドル(約19兆5000億円)の資金調達ラウンドを完了し、自社の上場準備を進めていると報じられています。IT系ニュースサイトのTechCrunchは、「AI分野の最大手2社が対決するIPOシーズンが幕を開け、人工知能に対する市場の決意と関心が試されることになるだろう」とコメントしました。

なお、Anthropicは年間売上高が2025年末の90億ドル(約1兆4400億円)から、約422%増の470億ドル(約7兆5100億円)へと拡大したと発表しています。そして、AnthropicがMythosモデルをより広く利用可能にすることでその収益成長率はさらに加速する可能性があるといえます。
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