Appleがメールアドレスを非公開にしたままメールできる「メールを非公開」機能で隠されているはずのユーザーのメールアドレス&実名をFBIに提供していたことが明らかに – GIGAZINE


Appleは「Appleでサインイン」機能を使うことで、個人のメールアドレスを非公開にする「メールを非公開」という機能を提供しています。しかし、この機能で隠されているはずのユーザーの実名が、Appleにより連邦捜査局(FBI)に提供されたと404 Mediaが報じました。

Apple Gives FBI a User’s Real Name Hidden Behind ’Hide My Email’ Feature
https://www.404media.co/apple-gives-fbi-a-users-real-name-hidden-behind-hide-my-email-feature/


見過ごされがちな裁判記録を発掘する独立系メディア・Court Watchと404 Mediaの共同調査により、Appleが有料のiCloud+ユーザーが匿名のメールアドレスを作成できる「メールを非公開」機能で隠されているはずの、実際のiCloudメールアドレスをFBIに提供していたことが明らかになっています。

Appleが政府当局の要請に従って情報提供を行ったこと自体は驚くべきことではありませんが、Appleが「メールを非公開」機能で保護されているはずのユーザーデータとして、どのようなものを提供しているのかについて珍しい洞察を与えてくれると404 Mediaは指摘しています。


報道によると、FBIのカッシュ・パテル長官の恋人であるアレクシス・ウィルキンス氏に脅迫メールを送信したとされる男性の捜査中に、FBIはAppleに情報提供を要請したそうです。この裁判の宣誓供述書には、「2026年2月28日頃、人物1は『[email protected]』というメールアドレスからメールを受け取った」と記されています。宣誓供述書によると、人物1はウィルキンス氏を指します。

ウィルキンス氏が受信したメールには、「お前のクソみたいな顔がアサルトライフルでズタズタにされる時、俺がどれだけ幸せかわかるか?時間は迫ってるぞ、クソ女。背後に気を付けろ」と記されていたそうです。

宣誓供述書によると、Appleは「[email protected]」というメールアドレスが「Alden Ruml」(アルデン・ラムル)という名前で登録されたAppleアカウントに関連付けられていることを示す記録をFBIに提出したそうです。Appleによると、当該アカウントは「メールを非公開」機能を使って134個の匿名化されたメールアドレスを生成していたことも明らかになっています。


その後、FBIは容疑者としてラムル氏に事情聴取を行い、同氏はメールを送信したことを認めたそうです。ラムル氏はFBIがウィルキンス氏の警護に独自の資源を投入しているという記事を読んだ後に、脅迫メールを送信したと説明しています。なお、宣誓供述書には当該記事のタイトルやURLは記載されていませんが、これは2026年2月28日に掲載されたThe New York Timesの報道ではないかとされています。

Kash Patel’s Girlfriend Seeks Fame and Fortune, Escorted by an F.B.I. SWAT Team – The New York Times
https://www.nytimes.com/2026/02/28/us/politics/kash-patel-girlfriend.html


なお、Appleは公式のサポートページで、「『メールを非公開』を使うと個人のメールアドレスを非公開にすることができます」と説明しています。

「Appleでサインイン」で「メールを非公開」を使う方法 – Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/105078

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