「Phone (3a) Lite」はNothing初のエントリークラススマートフォンで、Nothingならではのオシャレな外見はそのままに4万2800円という価格の低さを実現しています。そんなPhone (3a) LiteがGIGAZINE編集部に届いたので、ベンチマークテストとバッテリー持続時間・充電時間テストを実施してみました。
Phone (3a) Lite | Nothing | JP
https://jp.nothing.tech/products/phone-3a-lite
・目次
◆1:「Phone (3a) Lite」はどんなスマートフォンなのか?
◆2:ベンチマークテストを実施
◆3:バッテリー性能を検証
◆4:ロック画面を変更する
◆1:「Phone (3a) Lite」はどんなスマートフォンなのか?
Phone (3a) LiteはNothing製のスマートフォンの中では低価格な製品ですが、Nothing流のオシャレな外見はそのまま受け継いでいます。外見や光る通知システム「Glyph」の見た目は以下の記事にまとめています。
Nothing初のエントリー向けスマホ「Phone (3a) Lite」の外観はこんな感じ – GIGAZINE
Phone (3a) Liteのスペックは以下のとおり。プロッセッサーはMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gを搭載しており、高性能なハイエンドスマートフォンではなく中間的な性能のミドルレンジスマートフォンとして展開されていることが分かります。
| 製品名 | Phone (3a) Lite |
|---|---|
| 寸法 | 高さ164mm×幅78mm×厚さ8.3mm |
| 重量 | 199g |
| RAM容量 | 8GB |
| ストレージ容量 | 128GB |
| プロセッサー | MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G |
| ディスプレイ | 大きさ:6.77インチ 技術:フレキシブルAMOLED 表面素材:パンダガラス 解像度:1080×2392ピクセル 色深度:10ビット 色数:10億7000万色 コントラスト比:1000000:1 ピーク輝度:3000ニト 屋外輝度:1200ニト 通常輝度:800ニト アダプティブリフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:1000Hz |
| メインカメラ | 解像度:50MP 焦点距離:24mm 絞り値:F/1.88 |
| ウルトラワイドカメラ | 解像度:8MP 焦点距離:15mm 絞り値:F/2.2 |
| マクロカメラ | 解像度:2MP 絞り値:F/2.4 |
| フロントカメラ | 解像度:16MP 焦点距離:24mm 絞り値:F/12.45 |
| 携帯通信 | デュアルSIM:対応 SIMサイズ:Nano-SIM (4FF) e-SIM:日本のみ ギガビットLTE:Advanced ギガビット5G:デュアルモード (NSA & SA) 5G NR 周波数帯: 4G LTE 周波数帯: 3G UMTS (WCDMA) 周波数帯: 2G GSM: |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G/5Gデュアルバンド MU-MIMO |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| NFC | 対応 |
| バッテリー | 容量:5000MAH 最大入力:33W リバースワイヤード充電:5W |
| 防滴性能 | IP54 |
| OS | Android 15ベースのNothing OS 3.5 (Android 16にアップデート可能) 3年間のAndroidアップデートと6年間のセキュリティパッチ |
◆2:ベンチマークテストを実施
Phone (3a) Liteの性能を探るために複数のベンチマークテストを実施します。Phone (3a) Liteには性能を最大限に引き上げる「ゲームモード」という機能が用意されているので、ゲームモードのオン・オフを切り替えつつテストを実行しました。
ゲームモード無効時のGeekbench 6のテスト結果が以下。シングルコアスコアは1009でマルチコアスコアは2992でした。2025年に登場したハイエンドモデルのPhone (3)と比べるとスコアが半分以下に落ちています。
ゲームモードを有効にするとシングルコアスコアが1014、マルチコアスコアが294になりました。Geekbenchの場合はゲームモードがあまり影響しないようです。
Geekbenchではゲームモードを手動で有効化しましたが、AnTuTu benchmarkの場合は初回起動時に自動的に有効化されました。
いったんゲームモードを無効にしてからテストを実行した結果が以下。総合スコアは86万5896でした。
ゲームモードを有効にすると総合スコアが91万2882に上昇しました。カテゴリ別の結果を見るとCPU、GPU、メモリ、UXのすべてでスコアが上昇していることが分かります。ゲームモードはアプリによっては大きな効果があることが分かります。
◆3:バッテリー性能を検証
Phone (3a) Liteのバッテリー持続時間を測定するために満充電状態からYouTubeの動画を再生し続けてバッテリー切れになるまでの時間を測定しました。
測定は「画面の状態を1分ごとに自動撮影し、画面が消灯した時点でバッテリー切れとする」という手法で実施。インターネットにはWi-Fiで接続し、画面輝度は最大に設定しました。
動画再生開始から15時間9分で電源が切れました。バッテリーはかなり長持ちすることが分かります。
続いて、バッテリー切れの状態から満充電までにかかる時間を測定します。充電器はAnker Nano Charger (70W, 3 Ports)を使い、ケーブルはPhone (3a) Liteに付属のものを使いました。
Phone (3a) Liteは最大33Wで充電可能。Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)で充電するとロック画面に「急速充電中」と表示されました。
10分ごとにバッテリー残量を記録してグラフ化したものが以下。充電開始から10分後には18%まで充電でき、30分で59%、60分で99%まで充電できました。Phone (3a) Liteは処理性能は低めですが、バッテリー持続時間が長く充電速度も速いため、ゲームなどの高負荷なアプリを使わない場合は快適に使用できます。
◆4:ロック画面を変更する
Phone (3a) Liteは初期設定だとロック画面の背景画像がランダムで切り替わるようになっています。また、画面下部には背景画像ごとに異なる短文が流れます。
短文をタップすると、以下のように背景画像にまつわるコラムや広告が表示されます。しかし、コラムの文章は自動翻訳されたような不自然な日本語で情報的価値が薄いものばかり。はっきり言って邪魔な機能なので無効化する手順をまとめておきます。
まず設定アプリのロック画面設定内にある「Lock Glimpse」をタップ。
「ロック画面に表示」の右側にあるトグルスイッチをタップ。
「OK」をタップ。
これでロック画面の背景画像がNothingの固定画像に変わりました。
Phone (3a) Liteのカメラ性能を検証するレビュー記事を後日公開予定です。
<つづく>
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