任天堂は「ポケモンに似ている」と話題になったパルワールド開発元のポケットペアに訴訟を起こしていたり、海賊版コンテンツを販売したRedditモデレーターに6億8000万円の損害賠償を求めていたりと、数多くの裁判を経験しています。そんな任天堂が関係した裁判や著作権闘争などをまとめて、ゲーム名や会社名で見出し検索ができるサイトが「Sued by Nintendo」です。
Sued by Nintendo
https://www.suedbynintendo.com/

Sued by Nintendoでは、記事作成時点で85件の任天堂の訴訟に関するニュースが新しい順にまとめられており、各ニュースは外部サイトにリンクされています。
2024年9月に任天堂と株式会社ポケモンはパルワールド開発元のポケットペアを特許権侵害で提訴しましたが、この訴訟に関するリンクをクリックするとゲーム系メディアPolygonの記事にリンクされていました。
また、任天堂がNintendo Switchのエミュレーター「Yuzu」を提訴した件も発見。この場合、任天堂がYuzuを提訴したのは2024年2月、Yuzuの開発元であるTropic Hazeが任天堂に対する損害賠償240万ドル(約3億6000万円)の支払いに合意してYuzuのサポートを停止したことを発表したのが2024年3月ですが、Sued by Nintendoでは3月の方がまとめられていました。
そのほか有名なものでは、公道カートレンタルサービスの「マリカー」の差し止めおよび損害賠償を求める日本の裁判で勝訴したケースがあります。
一覧にまとめられているのは訴訟に発展したものだけではなく、ポケモンやマリオ、ゼルダといったコンテンツのファンメイドゲームやMODなどの停止措置、ゲームや大会における不適切な行動によるBANも含まれています。例えば、以下の左に表示されている2019年7月の「任天堂がスーパーマリオメーカー2の人気コースを削除」した事例は、コンテンツクリエイターの「GrandPooBear」さんが作成したスーパーマリオメーカー2の人気コースが突然削除されたというもの。任天堂は削除理由として「不適切または有害なコンテンツ」を挙げていますが、同ステージは公序良俗に反するようなものではなかったため、原因は不明です。
さらに、一覧には「Nintendo Switch Onlineが批判の中始まる」や「Nintendo Switch Onlineが値上げして非難殺到」など、訴訟や違反行動などに関連していないものもありました。
最も古いものは1989年に、任天堂がビデオレンタルチェーンのBlockbusterを訴えた際のものです。当時、北米を中心に展開していたBlockbusterがゲームのレンタルを実施しており、任天堂はゲームのレンタルを阻止することはできなかったものの、ゲームの説明書をコピーして配布することを阻止すべく訴訟を起こしました。
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