Amazonで3万人の人員整理計画、全事業対象で会社として史上最大規模に – GIGAZINE


メモ


Amazonが大幅な人員整理の計画を進めていることが明らかになりました。Amazonは2022年下旬から2023年にかけて、当時最大規模となる合計2万8000人規模の人員削減を行いましたが、それを上回る、会社史上最大規模の計画となる見通しです。

Exclusive: Amazon targets as many as 30,000 corporate job cuts, sources say | Reuters
https://www.reuters.com/business/world-at-work/amazon-targets-many-30000-corporate-job-cuts-sources-say-2025-10-27/

Amazon to announce largest layoffs in company history, source says
https://www.cnbc.com/2025/10/27/amazon-to-announce-sweeping-corporate-job-cuts-starting-tuesday.html

ロイターは、匿名の関係者3名からの情報として、Amazonが最大3万人の人員削減を行う計画であると報じています。Amazonには協力会社等も含めると合計で155万人の従業員がいますが、そのうち「Amazonの従業員」は35万人程度なので、3万人は従業員のおよそ10%に相当する数となります。

Amazonは2022年下旬に1万人の人員削減を実施。

Amazonが1万人もの従業員を解雇すると報じられる、実現すればAmazonの歴史上最大の人員整理に – GIGAZINE


さらに2023年に入って1万8000人の人員削減を行っています。

Amazonが史上最多の1万8000人以上の解雇を開始、主に小売部門と人事部門に影響 – GIGAZINE


これまでの人員整理は小売部門や人事部門などが対象となってきましたが、今回の計画はウェブサービスなども含めたほぼすべての事業が対象になると、CNBCは報じています。

Amazonのアンディ・ジャシーCEOは2025年6月、生成AIやAIエージェントによる業務効率化で人員削減が行われることになるという見通しを、従業員向けに伝えていました。

Amazonのアンディ・ジャシーCEOがAIによる業務効率化によって今後数年で人員削減が進むと言及 – GIGAZINE


関係者によると、リモートワークを縮小してオフィスへの回帰を断行しているのも人員削減策の1つだったものの、結果が不十分だったため、今回のような大規模な人員整理計画につながったとのこと。

Amazonが「週5日のオフィス出社」への方針転換を断行 – GIGAZINE


テック業界の人員整理の様子を追跡している「Layoffs.fyi」によると、2024年の業界全体の失職者数は15万3000人で、2025年はこれまでに216社でおよそ9万8000人が失職しているとのことです。

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