
2012年にMozillaが立ち上げたウェブブラウザレンダリングエンジン開発プロジェクト「Servo」が、ついにバージョン0.0.1のリリースにたどり着きました。
Servo 0.0.1 Release – Servo aims to empower developers with a lightweight, high-performance alternative for embedding web technologies in applications.
https://servo.org/blog/2025/10/20/servo-0.0.1-release/
GitHub – servo/servo: Servo aims to empower developers with a lightweight, high-performance alternative for embedding web technologies in applications.
https://github.com/servo/servo
Servoは2012年、Mozilla ResearchがSamsungと提携してAndroid・ARM端末向けのウェブブラウザレンダリングエンジンとして開発を開始したものです。このころ、Googleは「Blink」の開発を行っていました。
Googleが新レンダリングエンジン「Blink」発表、Mozillaはモバイル向けエンジン「Servo」発表 – GIGAZINE
2020年にはMozilla ResearchからLinux財団へ管理が移管され、さらに2023年にはLinux財団ヨーロッパの管轄になっています。
Mozillaが開発するレンダリングエンジン「Servo」をLinux Foundationが引き継ぐことに – GIGAZINE
Servoは、短期的には安定したAPIを提供し、ユーザーインタラクション機能を改善して、プロジェクトの成長に貢献する活発なコミュニティを育成することで、研究開発プロジェクトから実用レベルのレンダリングエンジンに移行することを目指しています。
また、長期的には革新的なアプリケーションやフレームワークを強化し、比類ないパフォーマンスや安定性、最新のウェブ標準への準拠を実現する、最先端の組み込み可能なレンダリングエンジンになるというビジョンを掲げています。
開発はRust言語で、64ビットのmacOS・Linux・Windows・OpenHarmony・Android向けに行われています。
公開されたバージョン0.0.1は、基本的にはこれまで入手可能だったナイトリービルドと同様のものですが、追加の手動テストが行われ、今後のリファレンスのために明示的にバージョンが付与されたものです。
Servoによると、今後はこのようなタグ付きのリリースを毎月行っていく予定だとのこと。
なお、これらのリリースはRustのパッケージリポジトリであるcrates.ioやプラットフォームごとのアプリストアで公開する予定はなく、GitHubでのみの公開になるとのことです。
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