Qualcommがオープンソースプラットフォームを手がけるArduinoを買収 – GIGAZINE


メモ


Qualcommがイタリアのオープンソース電子機器プラットフォームであるArduinoを買収したことを明らかにしました。買収金額は非公開で、QualcommによるとArduinoは今後もブランド、ツール、使命の独立性を維持したまま、複数メーカーのチップを搭載したマイクロコントローラーやマイクロプロセッサを手がけていくとのことです。

Qualcomm to Acquire Arduino—Accelerating Developers’ Access to its Leading Edge Computing and AI | Qualcomm
https://www.qualcomm.com/news/releases/2025/10/qualcomm-to-acquire-arduino-accelerating-developers–access-to-i


Qualcomm buys open-source electronics firm Arduino | Reuters
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/qualcomm-buys-open-source-electronics-firm-arduino-2025-10-07/

Qualcomm is acquiring DIY electronics platform Arduino | The Verge
https://www.theverge.com/news/794452/qualcomm-arduino-acquisition-uno-q

Qualcommは今回の買収により、自社が持つエッジ技術やAI、グラフィックス、コンピュータービジョンといった武器と、Arduinoの持つシンプルさ、手ごろな価格、コミュニティが組み合わさって、業界全体で開発者の生産性強化につながると説明しています。

その最初のステップとして、次世代シングルボードコンピューター「Arduino UNO Q」が発表されています。

Discover the New Arduino UNO Q: The All-In One Toolbox
https://www.arduino.cc/product-uno-q

UNO Qはデュアルブレインアーキテクチャを採用。Linux Debian対応のマイクロプロセッサとリアルタイムマイクロコントローラを統合し、高性能コンピューティングとリアルタイム制御を橋渡ししています。

搭載されたQualcomm Dragonwing QRB2100プロセッサによりフルLinux環境を実行可能なUNO Qは、スマートホームソリューションから産業用の自動化システムまで、環境に応じたAI駆動の視覚・音声ソリューションを実現するために設計されているとのこと。

UNO Qは2025年10月24日発売で、事前予約を受付中。価格は税込で44ドル(約6710円)です。

Arduino UNO Q: Buy the new all-in one dev board — Arduino Official Store
https://store.arduino.cc/products/uno-q

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