幾何学的デザインとドット液晶が強烈な個性を演出するNothing Phone (3)&Headphone (1)開封&外観フォトレビュー – GIGAZINE


デザインに強いこだわりを見せるイギリスのデバイスメーカー「Nothing」から、フラグシップモデルとなるスマートフォン「Phone (3)」と、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンの「Headphone (1)」が2025年8月28日に登場しました。その実物を借りることができたので、まずは開封してその外観をじっくりチェックしてみました。

Phone (3) | スマートフォン | Nothing | JP
https://jp.nothing.tech/products/phone-3

Headphone (1) | Audio | Nothing | JP
https://jp.nothing.tech/products/headphone-1e

◆Phone (3)開封の儀&フォトレビュー
Phone (3)のパッケージには、Phone (3)本体上部が描かれています。今回借りたのはRAM12GB+ストレージ256GBのモデルで、本体カラーはホワイトです。


内箱を開けると、本体とシリコンケースがお目見え。


内箱のフタの内側には「Welcome to Nothing」というタイトルで、感謝のメッセージが記されていました。


内容物は、Phone (3)本体とシリコン製のPhone (3) Case、長さ1mのNothing Cable(USB-Cケーブル)、SIMトレイ取り出しツール、「安全と保障に関する情報」。


本体の包装をはがしてみました。


直線や円で構成された幾何学的なデザインが特徴的。モールドが入っているように見えますが、背面はガラスで覆われているので、実際にはつるつるした手触りです。


寸法は高さ160.60mm×幅75.59mm×厚さ8.99mm。以下はiPhone 15 Proと並べてその大きさを比べたところ。


重量は実測で219gでした。


背面上部にはメインカメラ・3倍光学ズームの望遠カメラ・超広角カメラで、画素数はすべて5000万画素。右上にあるのは489個のマイクロLEDを使ったGlyph Matrixのディスプレイです。


右下にはPhone (3)の名前や型番、Nothingの社名がCEマークと共に記されていました。


右側面には電源ボタンと「Essential Key」ボタンがあります。


左側面には音量調節ボタン。


天面はこんな感じ。


カメラ部分の出っ張りが気になったので測定してみたところ、カメラの背面からの高さは最大で実測で約3mmでした。


底面にはスピーカーグリルとUSB-Cポート、SIMトレイ。


前面は6.67インチのフレキシブルAMOLEDディスプレイ。解像度は1260×2800ピクセル、ピーク輝度は4500ニトで、リフレッシュレートは最大120Hzです。ガラスはコーニングのゴリラガラス7Iで、さらにPhone (3)スクリーンプロテクターが開封時点で貼り付け済み。


ベゼル幅は実測で約2mm。公称では、ベゼル幅は1.87mmとのこと。


Phone (3) Caseを付けたところ。素材が透明なので、特徴的な背面のデザインはそのまま見えます。Phone (3) Caseはシリコンのような素材なので滑りにくくなっており、裸の状態よりもホールド感が向上しています。


Phone (3) Caseを装着した状態でのカメラ部分の出っ張りはこんな感じ。周囲の面との段差がなくなるツライチの構造にはなっていないため、背面を下にして置いた場合、Phone (3) Caseを装着していても上部が少し持ち上がることになります。


◆Headphone(1)を開封&外観チェック
Headphone (1)のパッケージ(右)は、Phone (3)のパッケージよりもかなり大きめ。


内箱に入っていたのはソフトシェルケース。表面はフェルトのような手触りですが、ケースそのものはある程度の衝撃であれば耐えられそうな硬さがあります。


同梱物は、ユーザーガイドや安全と製品保証に関する情報、3.5mmオーディオケーブル、Type-Cケーブル。


ソフトシェルケースを開けると、Headphone (1)が登場。


重量は実測で327gでした。


イヤーカップ部分を内側に約90度ねじると、装着できる状態に。


Headphone (1)をPhone (3)と並べて大きさを比較したところが以下。


ヘッドバンドの頭頂部にはやわらかなクッションがついています。


ヘッドバンドの内側。右側には「right」と記されていました。


右のイヤーパッド。四角い形状に幾何学的なデザインが刻まれており、透明なカバーで覆われています。左上にあるのはコントロールボタン。


右のイヤーパッドの左側面、装着すると後方にくる部分には、音量操作やノイズキャンセリング切り替え操作用の「ローラー」、曲のスキップや早送りができる「パドル」があります。


底面には電源スイッチとUSB-Cポート、3.5mmオーディオポート。


また、右のイヤーパッドの内側にはBluetoothボタンがありました。


ヘッドバンド内の左側には「left」と記されています。


左のイヤーパッドはこんな感じ。ボタン類はありません。


左右のイヤーパッドには、外音取り込み用マイクのスリットがあります。


耳と接触するイヤーカップは楕円形のクッションで、沈み込むような柔らかい感触。外径は実測で95mm×78mm、内径は57mm×40mmでした。


Headphone (1)を実際につけると以下の通りで、まるでカセットプレーヤーを耳に装着しているような見た目です。イヤーカップは耳をすっぽり覆うようになっていて、しっかりとした密閉感がありました。


次は、実際にPhone (3)やHeadphone (1)を使ってみた感想を記事にまとめる予定なので、乞うご期待。

Nothing Phone (3)の価格はRAM12GB+ストレージ256GBモデルが12万4800円、RAM16GB+ストレージ512GBが13万9800円。Headphone (1)の価格は3万9800円です。いずれもホワイトとブラックの2色が用意されています。

<つづく>

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