「macOS Tahoe 26」で26年続いたMacのストレージアイコン「Macintosh HD」のデザインが一新される – GIGAZINE


Appleが2025年6月に開催したWWDC25で、Mac向けの最新OSとなる「macOS Tahoe 26」が発表されています。2025年秋頃リリース予定のmacOS Tahoe 26では開発者向けベータ版がリリースされているのですが、このベータ版の最新バージョンとなるmacOS Tahoe 26 beta 5で、2000年から26年間にわたって使用されてきた本体ストレージアイコンの「Macintosh HD」がついに刷新されました。

RIP to the Macintosh HD hard drive icon, 2000–2025 – Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2025/08/rip-to-the-macintosh-hd-hard-drive-icon-2000-20


macOS Tahoe 26 beta 5 retires the old Macintosh HD icon – 9to5Mac
https://9to5mac.com/2025/08/05/macos-tahoe-26-beta-5-retires-the-old-macintosh-hd-icon/

2025年8月6日、AppleはmacOS Tahoe 26の最新開発者向けベータ版となるmacOS Tahoe 26 beta 5をリリースしました。Appleは長年、Macの本体ストレージを確認するためのアイコンとして「Macintosh HD」を利用しています。アイコンは2000年から26年間にわたって以下のデザインが利用されてきました。


旧Macintosh HDアイコンは明らかにHDDの見た目をしていますが、新しいMacintosh HDアイコンは明らかにSSDのような見た目に変わっています。


数年前からmacOSを新規インストールしてもデフォルトではMacintosh HDアイコンがデスクトップに表示されなくなったため、このアイコンは目立たなくなっていました。

Macintosh HDアイコンが現状のデザインに変更されたのは、2000年にリリースされたMac OS Xのパブリックベータ版からです。


リリースから10年以上にわたってほとんど手つかずのままでしたが、2012年にOSのアップグレードと一緒にRetina解像度にアップグレードされました。2014年にはMac OS X Yosemiteで小さなアップデートが行われ、基本デザインを維持しながらやや柔らかく、金属感が少ない見た目にマイナーチェンジされました。

その後、Appleシリコン登場以降もMacintosh HDのアイコンデザインは引き継がれました。なお、macOS Tahoe 26 beta 5ではMacintosh HDだけでなく、外部ストレージやネットワークストレージ、リムーバルディスクイメージのアイコンも変更されています。


なお、Appleが初めてSSDを搭載したMacは2008年に発売された初代MacBook Airでした。その後、Retina解像度に進化したほとんどのMacBookは本体ストレージをSSDとしています。iMacはAppleシリコンに移行してからHDD搭載モデルの出荷を完全に停止しました。

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