YouTubeの冒頭7秒に「fuck」などの口汚い言葉を使っても広告収入を得られるように制限が緩和される – GIGAZINE


YouTubeのコンテンツガイドラインが更新され、「動画の最初7秒に冒とく的な表現を含んでいる場合、広告収入が制限される」というルールが撤回されました。一方で、タイトルやサムネイルに冒とく的な表現を含むコンテンツへの制限は維持されています。


新たな不適切な表現に関するアップデートの説明 – YouTube 広告主向けガイドライン – YouTube


以下はYouTube公式ヘルプページ内に掲載されている「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」の2025年5月23日時点のアーカイブのスクリーンショットです。2025年5月23日時点では「動画の最初7秒に冒とく的な表現を含んでいる場合、広告収入が制限される」というルールが存在しており、動画の先頭で「fuck」「bitch(ビッチ)」「douchebag(うざいヤツ)」「asshole(まぬけ、ろくでなし、くそったれ)」「shit(くそ)」といったワードを発すると広告収入が減るかゼロになっていました。


YouTubeによると、最初の7秒でのワード制限は広告主の「冒とく的なワードと自分たちの広告が並んで再生されるのが嫌だ」という意見から生まれたものだったとのこと。しかし、広告システムの更新によって広告を「コンテンツの冒涜レベル」に合わせて表示できるようになったため、制限が不要になったそうです。

記事作成時点では「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」から先頭7秒のワード制限に関する記載が削除されています。


新たなルールは既に公開済みの動画にも適用されます。このため、これまで収益を得られていなかった動画でも収益を得られるようになる可能性があります。


なお、タイトルやサムネイルに冒とく的な表現を含む動画については、引き続き広告収入が制限されています。また、動画全体にわたって冒とく的な表現を多様している場合も広告収入が制限されます。

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