PS5のDualSenseコントローラーが複数デバイスとの同時ペアリングに対応し「PS5とPCで交互に遊ぶ」といった状況に対応、まずはベータ版から – GIGAZINE


PlayStation 5(PS5)に付属するコントローラー「DualSense」はBluetoothを用いてPCやスマートフォンなどと接続することもできます。これまでは同時にペアリングできるデバイスは1台だけだったのですが、ついに最大4台の機器と同時に接続できるようになるアップデートが配信されることとなりました。

PS5®システムアップデートのベータ版が明日7月24日(木)配信開始! DualSense® ワイヤレスコントローラーが複数デバイスとのペアリングに対応 – PlayStation.Blog 日本語
https://blog.ja.playstation.com/2025/07/23/20250723-ps5/

DualSenseはPCやスマートフォンと有線接続して使えるほか、Bluetoothでの無線接続にも対応しています。PC向けゲームプラットフォームのSteamDualSenseに対応しており、数多くのPCゲームをDualSenseでプレイできます。

しかし、DualSenseは1台のデバイスとしかペアリングできないため、PS5とPCで1台のDualSenseを使う場合はデバイスを切り替えるたびに再ペアリングが必要でした。PS5とDualSenseのペアリングはUSBケーブルで接続してPSボタンを押すだけで完了しますが、PCとDualSenseをペアリングする場合は「DualSenseのボタンを長押ししてBluetoothペアリングモードにし、PCのBluetooth設定を開いて設定を進める」という操作が必要であり非常に面倒でした。

新たに、2025年7月24日(木)に配信が始まったPS5のシステムソフトウェアのベータ版で、DualSenseが最大4台のデバイスと同時にペアリングできるようになりました。4台の機器はDualSenseの「○」「×」「△」「□」のいずれかに割り当て可能で、「○×△□のいずれかを押しながらPSボタンを約3秒長押しする」という簡単な操作で接続デバイスを切り替えられるようになります。


DualSenseの複数デバイス同時ペアリングが可能になるアップデートはベータ版の扱いで、ベータプログラムに参加しているユーザーが使用できます。記事作成時点では正式版のリリース時期は明らかにされていません。

ちなみに、DualSenseはWindows、macOS、iOS、iPadOS、tvOS、Androidとの接続に対応しており、それぞれのOSは以下のバージョンより新しいものである必要があります。

・Windows 10(64ビット版)
・macOS Big Sur 11.3
・iOS 14.5
・iPadOS 14.5
・tvOS 14.5
・Android 12

ついでに、DualSenseとWindows 11をインストールしたPCの無線接続手順も記しておきます。まず、DualSenseとPCを用意します。


Windowsの設定画面を開いて「Bluetoothとデバイス」をクリックしてから「デバイスの追加」をクリック。


「Bluetooth」をクリック。


デバイス検索画面が表示されたらDualSenseの操作に移ります。


DualSenseのクリエイトボタン(タッチパッドの左側のボタン)とPSボタンをライトバーが点滅するまで長押しします。


すると、デバイス検索画面に「DualSense Wireless Controller」と表示されるので、クリックします。


「デバイスの準備が整いました!」と表示されたら接続完了です。


これで、DualSenseで各種対応ゲームをプレイできるようになりました。記事作成時点ではPCと接続したDualSenseを他のデバイスと接続する際に再ペアリングが必要ですが、今回のベータ版ソフトウェアが正式版になれば、複数デバイスの切替が簡単になってさらに便利になるというわけです。

PS5のコントローラー「DualSense」をPCに無線接続して「GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R」をプレイしてみた – YouTube – YouTube

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