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スーパーのレジ係の仕事内容、やりがい、向いている人、未経験から始めるには

スーパーのレジ係~人生で一番印象に残っている恋愛~

主にレジ打ちのお仕事です。お客様の購入したい商品をカゴから出してスキャンし、”購入済み商品専用のカゴ”または”お客様持参の買い物カゴ”に入れます。

最後はレジ袋の必要性やクーポンの有無等を聞き、お会計をします。レジでは最近は大手やチェーン店ではお金を入れると機械が勝手におつりを出してくれるレジが主流ですから、間違いがなく楽です。お店によってはお客様自身で機械で会計をするシステムになっていて、こちらはもっと楽です。

体の不自由なお客様や、子供がいて手がふさがっているお客様、力のないお客様のカゴをサッカー台(商品を袋に詰める台)まで持って行きます。

レジ業務中、お客様が途絶えた時には、レジやサッカー台を拭いたり、小さなビニール袋(魚や豆腐など、濡れた物を入れる袋)を補充したり、商品陳列棚を整えたりもします。

お会計の方法も多種多様ですので、クレジットカードやクーポン券等について勉強しなくてはいけません。

スーパーのレジ係~一番嬉しかったこと~

お客様から「ありがとう」と言われることが非常に励みになります。

丁寧に商品を扱い、スキャンし、カゴに入れるという一連の動きには細心の注意が必要です。また、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と、笑顔でお声がけをしなくてはいけません。そして、お客様を待たせないよう、スピードも大事です。

それらをした暁に、「ありがとう」と言われるのは本当に嬉しく思い、やりがいだと思います。また、「あなたのレジが良い」と言って毎回並んで下さるお客様もいます。他愛の無い会話をされるお客様もいます。このようなお客様とのささやかな交流もやりがいの一つだと思います。

お店によっては、お客様からお褒めのお言葉をもらった時に表彰されるシステムがあったりします。お店側としても、レジ店員がいかにお客様に気分良く接しているかが重要なのだと思います。

スーパーのレジ係~印象的な喧嘩の内容~

曜日によって多くの商品を値下げしたり、お店のポイントカードの何倍セールをしたり、夕方以降の値下げの時間帯など、とにかく忙しくなる日、時間帯があります。

どんどん出来る列に対応しなければならないので、猛スピードで手を動かさねばなりません。重いもの(お米やペットボトルなど)もここぞとばかりに買うお客様が次々に来ます。

そこで腱鞘炎やぎっくり腰になった同僚も何人かいます。また、お客様自身も長蛇の列に辟易しているため、時に罵声が飛んでくることもあります。理不尽に怒られることもあります。それでも手を休めず動かねばならず、そこを耐えなくてはなりません。

特に、罵声を浴びせられた後は仕事後も引きずってしまいます。

スーパーのレジ係~一番悩んだこと~

国際化の今、外国からのお客様が増えています。英語や中国語、韓国語を話せると良いと思います。資格としては、日常会話に不便しない英検3級程度があると対応できます。

接客業なので、スーパーでなくても接客業に携わった経験があると活かせると思います。

スーパーのレジ係~その悩みをどうやって解決したか~

出力結果:

向いている人は、人と話すことが好きな人だと思います。
笑顔で挨拶が最低限ですから、それを苦だと思ってしまう人には向いていません。お客様が何を欲しているか、どうお手伝いしたら良いかを気配りできることも重要です。

同じ時間帯にレジに入っている同僚とのコミュニケーションも大切です。一人黙々と作業のみをしたい人には不向きです。

また、お客様が他のレジに並んでいるのに自分のレジが開いている時、自分のレジを新たに開けたときには、「こちらのレジにどうぞ」と進んでお客様を誘導しなくてはいけません。

大きな声を出すのが苦手な人も向いていないと思います。お店によっては、レジにお客様がいない時、「この商品が安いですよ」と大声で宣伝をしないといけないこともあります。

スーパーのレジ係~その相手との後日談~

課長になって部長になって、やがて店長、社長を目指すというような出世ルートではありません。

レジ店員はほぼパートかアルバイトです。ですが、会社独自のレジ試験があり、何段階かをパスすると正社員になれるという正社員への道もある場合があります。正社員になると、レジ業務以外にも部門担当者、サービスカウンターや仕入れ業務など他の仕事を任されることもあるようです。

その後は部門マネージャーという責任者、スーパーバイザーや副店長、店長へと進みます。パートやアルバイトのままで良いという人も成長できます。レジ業務で培った接客能力は、レストランのホール係やホテルなどの他の仕事でも幅広く活かせると思います。転職したい時に使える経歴、能力になります。

スーパーのレジ係~長く付き合っていくためのアドバイス~

最近はお客様自身が商品をスキャンして会計までするセルフレジが多く導入され、有人のレジが減ってきました。また、コロナウイルスの影響とネット販売の普及で実店舗で買わないと言う人も増えています。レジ打ちの仕事自体は減ってきているように思います。

外国からの移住などにより、以前より外国人労働者が増え、同僚に何人か外国人という環境も普通になってきました。彼らに日本独自の接客業を理解してもらわねばなりません。概して外国のレジ業務は無愛想でも良い場合が多いですから。

お会計の方法も多種多様になってきました。どんな支払いシステムがあるのか、常に新しい情報が必要です。

業界全体で見ますと、経済悪化による買い控え、人口減による消費の縮小、人手不足と人件費の値上げ、コンビニエンスストアやドラッグストアとの競合など、厳しい要素が沢山あります。

スーパーは今後、ネットスーパーを強化していく方向であると思われます。会社という大きな枠組みで見ますと、今は大手2社の2強体勢ですが、いくつかのスーパーでは再編の動きがあるようです。スーパー自体が商品開発などをし、他社に差をつけることのできる「プライベートブランド商品(PB商品)」の充実も最近の傾向です。

スーパーのレジ係~今当時を振り返って、過去の自分や同じような状況の方にかけたい言葉~

面接時には、「この人は接客に向いているな」と思わせる明るい表情や、きびきびとした態度が何よりも重要だと思います。

また、国際化が進んだ今、英語をはじめ、外国語で日常会話ができるレベルの語学力があると更に良いです。履歴書に何語何級と具体的に書いてあると、強みになります。使用頻度としては、中国語、英語が多いです。

食品業界は毎月のように新商品が並びます。新商品について聞かれることもしょっちゅうです。お客様との会話で時事ネタが出てくることもあります。常に外へ向かってアンテナを張っておく癖をつけると良いのではないでしょうか。