Blog

交通量調査員の仕事内容、やりがい、向いている人、未経験から始めるには

交通量調査員~人生で一番印象に残っている恋愛~

交通量調査員としては、道路や駅などの決められた場所で自動車や歩行者などをカウントするだけの仕事です。
車や歩行者の交通量、駅や商業施設の歩行者数をカウントしますが、どんなルートが使われているのかを調査したい依頼者がいるようです。
自分の場合は、記録する仕事でした。
計測用カウンターというアイテムを使って、決められた時間ごとに通った車の数や人の数を数えていきます。
仕事は椅子に座って行うことが多かったです。
調査も日によって異なります。
例えば、「交通量調査」だと、車を種類別に数えていました。
普通車、軽自動車、大型車ごとに計測したり、ナンバープレートを見ながら行うのが間違いない計測方法でした。
「交差点調査」の場合には、交差点を曲がり切れない車がいるんですが、その数を数えていました。
もっとも多かったのは「人流調査」です。
人の数を計測するんですが、歩行者や自転車をカウントするだけだったり、依頼側の希望によっては世代や性別など、指定された内容で計測していました。

交通量調査員~一番嬉しかったこと~

交通量調査は、単発か数日間の期間限定で働くことがほとんどでした。だから、時給、日給で給与が支払われていて、すぐに現金化できる点にやりがいがありました。

自分の場合の時給は1100円程度から、日給だと半日でも1万円くらいもらえたりするときもありました。拘束時間が長い24時間の場合だと、かなり高給取りができます。

給料は、バイト終わりに現金手渡しで支払われることもあるから、「一日がんばった」って、達成感がひとしおでした。交通量調査員だと、一度でまとまった金額を稼げます。基本的には短期だから毎月安定して稼ぐってよりは、何か目的があって働く感じでした。

そのため、ツラいより眼の前にお金があればやる気スイッチ入ってました。あとは、歩行者の人から声をかけてもらったり、お店の人が差し入れしてくれたりすることもあって、自分がやってる意味はよく分からずとも、人の暖かさを感じる点にやりがいがありました。

交通量調査員~印象的な喧嘩の内容~

調査は、基本的に屋外で行われていました。そのため、夏は暑さに参ってしまい、冬は寒さにやられます。雨風など、当日の天気や季節によってかなり体力的にきつくなります。また、自分の場合には作業が単調な点がマイナスでした。場所によってはひと通りが少なかったりするので、長時間同じ作業を続けるのがかなりツラかったです。

あとは、集中力がかなり必要になるので、目を酷使して眼精疲労もハンパなかった記憶があります。座りっぱなし、立ちっぱなしで、気力、体力、忍耐力が失われやすかったです。場所によってもマイナス面がありました。交通量の多い道路調査になれば、排気ガスと砂ぼこりで、作業服もすぐに汚れてしまいます。

交通量調査員~一番悩んだこと~

資格は別に必要にはなりません。スタッフ2名〜3名くらいで仕事をするときもあれば、1人のときもあります。コミュニケーションスキルも必要になりません。ただ、座りっぱなし、屋外であるため、工事現場や警備員などの経験があれば、活かされるかもしれません。

交通量調査員~その悩みをどうやって解決したか~

向いている人は、仕事自体は単純作業なので覚えることが苦手な人や、淡々とこなしたい人です。黙々と決められた作業を進めるだけだから、会話もほとんどなく、人間関係に戸惑う人にはぴったりです。余計なストレスがないです。

いろんな場所に現地集合なので、地図が読める人も向いています。向いていない人は、作業が単調なので飽きっぽい人にはツラいかと思います。また、周りに公園やコンビニがあればいいけど、無いときには用を足す場所に困ります。

女性よりは男性のほうが向いているだろうし、排気ガスや砂埃が舞う交通調査だから、気管支が悪い人や、潔癖症な人には向かないです。また、炎天下や極寒な中での仕事なので、体力的にシンドく感じる人には向いていないと思います。

交通量調査員~その相手との後日談~

年齢制限はなく、20代から60代までさまざまな年代の人が仕事をしています。自分はアルバイトだったのですが、学生もフリーターもいます。
なんなら、副業の会社員や定年した人、転職活動の合間に稼ぐ人もいました。
どちらかと言えば、男性の比率が高めで、出世できるとすれば女性よりは男性なのかもしれません。

この仕事の場合は、派遣会社や調査会社に登録して行う仕事だったので、出世・成長ルートはないと思います。
大学生や専門学生であれば問題なく働けますが、派遣会社に登録できたりするには、ややこしいこともあります。
出世・成長ルートとして高みを目指しにくいですが、基本的には需要と供給のバランスがあるから、安定した働き方ができます。

交通量調査員~長く付き合っていくためのアドバイス~

交通量調査は車を種類別に数えるだけですが、それがもしかしたら渋滞緩和に繋がる情報源になったり、普通車、軽自動車、大型車、バイクなどの車種ごとに計測するんですから、もしかしたら車メーカーからこの情報源を機に新しいモデルが誕生したりする可能性もあるかと思います。

交差点調査についても、人身事故などが改善されたりする可能性もあるでしょう。

人流調査や高速道路の走行調査だって、交通事故防止に繋がるかもしれません。

最近の動向については無知でよくわかりません。仕事量も増えているのか、減っているのかも正直な話、定かではありません。でも、今はコロナウイルスもインフルエンザと同じような部類になり、よりいっそう外に出る人や車も増えると思います。だから、動向として求人数もきっと増えていくのではないでしょうか。

給与についてはまだまだ横ばいだとは思います。ロボットには頼れない部分も多いはずですから、人員削減なんてできないはずです。だから、今も調査員が街で仕事をしています。これからも変わらずに横ばい、あるいは増えていくかと思います。

交通量調査員~今当時を振り返って、過去の自分や同じような状況の方にかけたい言葉~

仕事自体は単純作業なので、覚えることもありません。黙々と決められた作業を進めていけばよいので、ストレスによる不安感がありません。

バイト時間を確保すれば、短期間で稼げます。これから先、何かしらの目標や目的があるなら、ぜひ、体験や経験してもらいたいです。

雨の日はレインコートを着ていても濡れることもあるし、拘束時間が長くて一日帰れない調査もあるけど、時給や日給はかなりいいです。やりがいが目に見えるワケでも、歩合制で稼げるワケでもないけど、一日、カチカチとカウンターを押すだけなので、とりあえず、暇を持て余すなら経験して忍耐力をつけてほしいです。