メルカリは、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」を、2025年12月18日をもって終了する。終了理由については、「市場環境の変化やサービスの利用状況などから総合的に判断した」と説明している。
メルカリ ハロは、2024年3月にスキマバイトサービスとしてスタート。バイトで働いて、メルカリで支払うといった“循環”を目指し、「登録者数」は1,200万人を超えるなど拡大をアピールしてきたが、実際に使った人数などはこれまで公表していない。
今後も12月18日までの求人であれば、これまで通り応募・勤務できるが、12月19日以降はサービスを停止。勤務履歴等は2026年4月末までは確認できる。メルカリハロのアプリも、26年4月まではサービスにログイン可能とし、源泉徴収票のダウンロードも26年4月までとなる。
今後、介護・医療関連の求人を探す場合は、提携先であるベネッセキャリオスの「キャリオス1DAY」の利用をを呼びかけている。
スキマバイトサービスは「タイミー」が事業拡大する中、リクルートなども参入を予告していたが、開発を中止。メルカリも異業種からの参入となったが、サービス開始からわずか1年9カ月での撤退となる。