Kaigi on Rails 2025に参加してきました! #kaigionrails

はじめに

こんにちは。エンジニアの福田です。Kaigi on Railsお疲れ様でした!

今回はスポンサーとしてブースに立ちながら、参加者として複数のセッションを聴講しました。

この記事では、ブースでの交流から見えた肌感と、セッションで得た学びを、明日からの開発に活かしやすい形で書いていきます。

ジョブボードに名前を書きました!

スポンサーブース出展しました!

Day1

一日目はAIについてのパネルアンケートを実施しました。

多くの来訪者の方々とツール選定や使い心地について話しました。開発支援ツールはClaude CodeとCursorの利用されている方が多い印象で、生成AIを使った作業がすでに日常的に活用されていると改めて感じました!

また、弊社でも「AIファーストカンパニー」として導入と運用を推進しており、現場の現実感と重なる点が少なくありませんでした。

意外にもQ3の「生成AIの待ち値時間に何をしているか?」という問いには、「祈る」と答える方が想像以上に多かったです。皆さんはどれを選びますか?

Day1のパネルアンケート

Day2

二日目は今年一月にリリースした「ClinPeer」の技術選定ブログClinPeer Railsプロジェクトの技術選定(2025年版) – メドピア開発者ブログを題材にクイズを実施し、来訪者の方々と交流できました!

ブースを担当していく中で私自身まだ知らなかったGemがあったので、とても刺激になりました。新しくリリースした「ClinPeer」を含め、弊社を知っていただく良い機会になったと思います!

ぜひ、一度クイズの答えを考えてみて上記のブログを参照していただけると幸いです!

Day2のパネルクイズ

聴講したセッション紹介

私が聴講したセッションから一部感想を書かせていただきます。

5年間のFintech × Rails実践に学ぶ – 基本に忠実な運用で築く高信頼性システム

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運用とは「ビジネスを可能にすること」——まさにその通りだと感じました。指揮・連絡・一次調査といったガイドラインの制定、規制対象の機能を本体から分離するという「Citadel」の考え方も大きなヒントになりそうです。

また、アラートやエラー通知の量を減らし、トリアージのガイドラインを整えるのはとても有効だと思いました。あわせて、アラート通知に対して過去の対応手順書から類似内容を提案する仕組みもぜひ試してみたいです。これならドメイン知識が少なくても一定の時短につながりそうです。まずは「Runbook(ランブック)」としてドキュメントを残すことを意識します。

ビジネスを可能にするためには、運用の積み重ねが重要だと改めて実感したセッションでした。

Railsアプリケーション開発者のためのブックガイド

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技術を学ぶときに、どんな書籍を買えばよいか、学生のときから今でも迷います。この発表は、技術情報の紹介も含めてとても参考になりました。

セッションからは外れますが、実際に本屋さんでお話しさせてもらい、2冊ほど買わせていただきました。説明を受けながら本を買える体験は、なかなかないのではないかと思います。貴重な体験でした。

どんどん積読していきます。

2分台で1500 examples完走!爆速CIを支える環境構築術

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こちらは30分以上かかっていたCIを2分台までに短縮するお話でした。私個人はなるべくパフォーマンスを上げるようにコードを書くのかなと思っていました。ですが、並列実行で分散しつつ、時間のばらつきを平準化して最長区間を短縮できるものでした。そこまで時短できるのかという驚きました。

そこから物理マシンを強化して一気に詰めるアプローチはとても大事かもですね。個人的に試してみたいですね。
まずは計測から始めていこうと思います。

rails g authenticationから学ぶ Rails 8.0 時代の認証

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弊社技術顧問の前島さんのセッションです。

最近プライベートで認証機能を実装する際に認証ジェネレータを利用しましたが、理解できたとは言えませんでした。
ですが、セッションにある通りコードを読んでいくことで認証機能のベースを理解する良い機会です。

聴講前は、Sessionモデルを定義する理由が不明でした。ここでは「ユーザーが乗っ取られた時に、ログインセッションを無効化する」が一番大きい理由だと知りました。

has_secure_passwordを宣言するとpssword_reset_tokenが使えるのはRails 8 からなのを初めて知りました。自動で有効期限がつくのは便利ですね。

認証機能はセキュリティに直結することなので、魔法だと思わずに情報のキャッチアップを続けていきます。

さいごに

私自身、初参加でしたが、想定以上の刺激を受けました。新しく学んだことをアウトプットしていきます。来年もぜひ参加したいです。


是非読者になってください!


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