開発ほぼ未経験の状態から新卒QAエンジニアになってみた – freee Developers Hub

こんにちは。freee人事労務でQAエンジニアをしているmaomaoです。

freee QA Advent Calendar2025 8日目です。

はじめに

私は昨年に続き、freee2代目の新卒QAエンジニアです!開発ほぼ未経験の状態から新卒でQAエンジニアをやっています!

私のように開発経験のない状態からQAエンジニアを目指している人、新社会人になることに不安を感じてる人に少しでも参考になればいいなと思い、記事を書かせてもらいました!

なぜ新卒でfreeeのQAエンジニアを選んだのか

freeeの選考を受けるまでQAエンジニアという職種を知らなかったのですが、freeeのQAサマーインターンシップで開発エンジニアの他に品質を保証するQAエンジニアという職種が存在することを知りました。

インターンシップに参加するまでは開発エンジニア志望でしたが、QAエンジニアに関する座学やハンズオンを受けた2週間のインターンシップがとても楽しくて、QAエンジニアという職種に興味を持ちました。

インターンシップを通して、QAエンジニアの方が開発エンジニアよりも仕事におけるコミュニケーションの比重が多く、1人で仕事をするよりも誰かと協力して仕事をする方が多い印象を持ったため、開発ほぼ未経験かつ周りの人と関わりながら仕事がしたかった私はQAエンジニアを目指すことにしました。

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入社して約7ヶ月間で経験したこと

入社してから3ヶ月は開発エンジニアと合同の新卒研修や、新卒QAエンジニア2人のテスト分析演習などを受けさせていただきました。

QAの業務で一番最初に学んだのはテスト分析で、先輩QAエンジニアのtonchan-san(24卒QA)、sae-sanに教えていただきながら、12/6の「新卒QAとして1年間やってみた」の記事を書いた同じ25卒QAのG2-sanと2人で3ヶ月間テスト分析演習に取り組みました。

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演習では、テスト分析とテスト設計の違いがなかなか理解できず、気づいたらテスト分析を飛ばしてテスト設計になっていることが多々ありかなり苦戦しましたが、基本的なテスト分析の進め方や、テスト分析でAIを活用する方法を学ぶことができました!

また、演習中は自分たちが主体でスケジュールや進め方を考えていたので、チームで協力して物事を進める方法も学ぶことができ、とても勉強になりました!

ソフトウェアテスト観点と重篤度の定義を示す表/項番1-13まで記載/単機能観点と結合観点に分類/重篤度はcritical,major,normal,minorで分類/大項目には機能名/中項目には確認すべき観点を記載
テスト分析演習の最終成果物の一部

また、研修と並行して、入社した1週間後から配属先のチームでのOJTも始まり、メンターのsae-sanにQAエンジニアの仕事を1からご指導いただきました!

実務の方ではテスト実行から教えていただき、そこから徐々にテスト設計やテスト分析を学び、テスト計画〜テスト実行までの一連のテストサイクルを経験させていただきました!

Slackでmaomaoの「テスト全件完了しました!」という投稿をメンターさんが引用して、「mao-san初テスト計画〜実行まで主体で回しました!」という投稿がされているスクリーンショット
初めてテスト計画〜テスト実行を経験した様子

入社半年後(10月)からはサポートありでメインQAに挑戦させてもらっており、テスト計画〜テスト実行の一連の流れを任せていただいています!

また、QAの知識が全くなかったため、実務を覚える傍らでJSTQB FL(QAの資格)の勉強も並行して行い、11月末に無事資格を取得しました!

QAエンジニアなら開発経験やコードの知識はいらない?

入社前のインターンシップでは、freeeには開発経験のないQAエンジニアの方が多いと聞いており、私がQAエンジニアの選考を受けた際は開発経験が必須ではありませんでした。
私は学生時代に情報系を専攻していて、バイト先でも少しだけシステム開発に携わっていたこともあり、QAエンジニアとして開発やコードの知識に困ることはそこまでないのではと正直甘くみていました…。

実際に入社してみると、freeeの開発エンジニアの皆さんは本当にレベルが高く、私が大学で学んだ程度のコードの知識では開発エンジニアの皆さんの会話についていくことなど到底できませんでした。
チームのミーティングで開発エンジニアの方々がお話しされてる内容が理解できなかったり、新卒開発エンジニアと合同の研修についていけなかったり、「やっぱりQAエンジニアも開発経験やコードの知識がないとなれないのかな」と入社してしばらくは不安に思っていました。

しかし、先輩QAエンジニアのみなさんとお話しするうちに、QAエンジニアとしてのアプローチは人それぞれで、コードの知識を活かした開発エンジニア寄りのアプローチをするQAエンジニアの方もいれば、コードが読めなくてもチームビルディングなどのコミュニケーションに寄ったアプローチをするQAエンジニアの方もいるということを学び、私はコードの知識がなくてもコミュニケーションに寄ったアプローチでチームにインパクトを出せるQAエンジニアを目指すことにしました。

チームメンバーの方にも「開発エンジニアに無理に追いつこうとするのではなく、QAエンジニアとしてできることを探せばいいのではないか」というアドバイスをいただき、開発経験やコードの知識のないQAエンジニアに求められていることは何か、を考えるようになりました。

freee人事労務のQAエンジニアに求められること

QAエンジニアは一番ユーザーに近い立ち位置であるため、技術ベースの内容をユーザー目線で理解できる内容に噛み砕くのもQAエンジニアに求められることだと気づき、開発エンジニアの話でわからないことがあるならわかるまで開発エンジニアに聞いて教えてもらい、エンジニアではない人も理解できる内容にまとめて共有することも大事だと学びました。

また、QAエンジニアは開発エンジニアのサポートをする職種でもあると感じていて、開発エンジニアが開発や保守などのコードを触る仕事に集中できるように、開発してもらったものの品質の担保や、開発以外の細かなタスクを担当することもQAエンジニアに求められることだと思いました。

(これはあくまで私が一緒に働いているfreee人事労務のチームや新卒研修を通して感じたことなので、freeeQAとして求められる姿は以下の記事をご確認ください。)

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社会人になって働き始めた感想

社会人になるってどんな感じだろう?週5日も働けるのかな?と不安だったのですが、リモートワークやフレックスタイム制のメリットを活用して自分に合った働き方ができておりとても働きやすく感じています!

やっぱり対面の方が話しやすいですし、困った時に隣にチームメンバーがいてくれたらすぐに聞けるというメリットもありますが、私は結構周りの環境が気になってしまうタイプなので、周りの話し声や目線が気になって集中しづらいといったデメリットもありました。

また、私はオフィスの近くに住んでいるわけではないので、毎日2時間以上は移動の時間で取られてしまうのが勿体無いなと思ってしまいました。(満員電車もできれば乗りたくない…)

そのため現在は、出社とリモートをバランスよく調整させてもらっており、双方のメリットをなるべく活かせる形で働かせてもらっています!

また、フレックスタイム制なので、早めに終わらせたい仕事が溜まっている時や集中力が続くときは長めに働いたり、逆に仕事に余裕がある時や疲れているときは早めに上がったり、状況に応じて働き方を調整できるので効率よく働くことができています。(もちろんチームの方とちゃんと連携をとっています!)

freeeには部活動(オフカツ)もあるので、普段の業務ではなかなか関われない職種の方々とお話しすることができたり、出社頻度が少なくてもスポーツで体を動かすことできたり、楽しい社会人生活が送れています!

チームのオンラインドキュメントの「あえ共 (雑談でもなんでもok)」の項目で、「明日バド」「同じく!!!!」と会話しているスクリーンショット
オフカツのバドミントン部に行こうとしている様子

まとめ

開発ほぼ未経験の状態から新卒でQAエンジニアになってみて、開発経験やコードが読めた方がQAエンジニアとしてできるアプローチが広がるが、コードが読めないからと言ってQAエンジニアになれないわけではないということを学びました。

コードが読めないならそれ以外の部分で強みのあるQAエンジニアを目指せばよく、約7ヶ月間QAエンジニアを経験してみて見つけた自分なりのQAエンジニア像は、ユーザーに近い目線で開発エンジニアとコミュニケーションを取り、開発エンジニアが開発に集中できるようにサポートをする、というものでした。

これからもQAエンジニアとしてできるアプローチを増やしていき、自分なりのQAエンジニア像を更新していきたいなと思っています!

明日は、(プロダクト)のQAエンジニアのkairi-san が「AIよりも手戻りに効く、たったひとつの冴えたやりかた」について記事を書いてくれます。お楽しみに〜!

よい品質を〜




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