Amazon BedrockでもClaude Opus 4.5が利用可能! – サーバーワークスエンジニアブログ

こんにちは、サーバーワークスで生成AIの活用推進を担当している針生です。

2025年11月25日、AnthropicがClaude Opus 4.5をリリースしました。同日よりAmazon Bedrockでも利用可能となっています。

本記事では、Claude Opus 4.5の特徴とAmazon Bedrockでの利用方法について解説します。

Claude Opus 4.5とは

Claude Opus 4.5は、Anthropicが「コーディング、エージェント、コンピュータ使用において世界最高のモデル」と位置づける最新AIモデルです。従来のOpus 4.1から大幅な性能向上を実現しながら、価格は約1/3に引き下げられました。

ベンチマーク結果

SWE-bench Verifiedは、実際のGitHubイシューを解決する能力を測定するベンチマークで、実務に近いソフトウェアエンジニアリング能力を評価します。

モデル SWE-bench Verified
Claude Opus 4.5 80.9%
OpenAI GPT-5.1-Codex-Max 77.9%
Claude Sonnet 4.5 77.2%
Google Gemini 3 Pro 76.2%

Claude Opus 4.5は業界初となる80%超えを達成し、コーディング性能でトップの座を獲得しています。

Source: https://www.anthropic.com/news/claude-opus-4-5

Amazon Bedrockでの利用

Claude Opus 4.5はリリース当日からAmazon Bedrockで利用可能となりました。Cross-Region推論に対応しており、ピーク時のリクエストも自動的に利用可能なリージョンへルーティングされます。

モデルIDは以下の通りです。

# 標準のモデルID
anthropic.claude-opus-4-5-20251101-v1:0

# Cross-Region推論を使用する場合(globalプレフィックス付き)
global.anthropic.claude-opus-4-5-20251101-v1:0

価格

Opus 4.1と比較して大幅な値下げとなっています。

項目 Opus 4.5 Opus 4.1
入力トークン(100万あたり) $5 $15
出力トークン(100万あたり) $25 $75

料金の詳細については、Amazon Bedrockの料金ページをご参照ください。

コンテキストウィンドウ

200,000トークン(約15万語相当)の大規模コンテキストウィンドウを備えており、大規模なコードベースやドキュメント全体を一度に処理できます。最大出力トークン数は64,000トークンです。

新機能

effortパラメータ

開発者がタスクに応じて、時間・コストと能力のトレードオフを調整できる新しいパラメータです。デフォルトは「high」に設定されています。

effortレベル Sonnet 4.5との比較 トークン効率
低(low) 速度・コスト優先
中程度(medium) 同等の性能 出力トークン76%削減
最高(high)※デフォルト 4.3ポイント上回る トークン使用量48%削減

用途に応じてeffortレベルを調整することで、コストを抑えながら必要な性能を得られます。

Amazon Bedrock固有の新機能

Amazon Bedrockでは、Opus 4.5向けに2つの新機能が追加されました。

エージェントが必要なツールを動的に検出・ロードできる機能です。数百のツールを扱う場合でも、すべてのツール定義を事前にロードする必要がなく、大量のツールライブラリを効率的に管理できます。これにより数万トークンの節約とスキーマの混乱防止が可能です。

Tool Use Examples

ツール定義にサンプル呼び出しを直接提供できる機能です。ネストされたオブジェクトや配列を含む複雑なスキーマに対して、より正確なツール呼び出しを実行できるようになります。

製品アップデート

製品 アップデート内容
Claude Code Plan Modeがより精密な計画を構築し、より徹底的に実行。デスクトップアプリでも利用可能に
長い会話 必要に応じて以前のコンテキストを自動要約し、会話を無制限に継続可能
Chrome用Claude すべてのMaxユーザーに利用可能
Excel用Claude Max、Team、Enterpriseユーザー全員にベータアクセスを拡大

Claude 4.5ファミリーの使い分け

Amazon Bedrockでは、Claude 4.5ファミリー全体が利用可能です。用途に応じた使い分けをお勧めします。

モデル 推奨用途 特徴
Opus 4.5 本番コード、高度なエージェント 最高性能、複雑なタスク
Sonnet 4.5 高速反復、スケールユースケース バランスの取れた性能とコスト
Haiku 4.5 サブエージェント、無料枠製品 低コスト、高速レスポンス

Amazon Bedrockでの始め方

モデルアクセスの有効化

2025年10月15日より、Amazon Bedrockではモデルアクセスが大幅に簡略化されました。従来は各モデルを個別に有効化する必要がありましたが、現在はすべてのモデルへのアクセスがデフォルトで自動的に有効化されています。

API呼び出し例(Python)

import boto3
import json

bedrock_runtime = boto3.client(
    service_name='bedrock-runtime',
    region_name='us-east-1'
)


response = bedrock_runtime.invoke_model(
    modelId='global.anthropic.claude-opus-4-5-20251101-v1:0',
    body=json.dumps({
        "anthropic_version": "bedrock-2023-05-31",
        "max_tokens": 4096,
        "messages": [
            {
                "role": "user",
                "content": "このPythonコードをレビューして改善点を提案してください。"
            }
        ]
    })
)

result = json.loads(response['body'].read())
print(result['content'][0]['text'])

effortパラメータを使用したAPI呼び出し例

import boto3
import json

bedrock_runtime = boto3.client(
    service_name='bedrock-runtime',
    region_name='us-east-1'
)

response = bedrock_runtime.invoke_model(
    modelId='global.anthropic.claude-opus-4-5-20251101-v1:0',
    body=json.dumps({
        "anthropic_version": "bedrock-2023-05-31",
        
        "anthropic_beta": ["effort-2025-11-24"],
        "max_tokens": 4096,
        
        "output_config": {
            "effort": "medium"
        },
        "messages": [
            {
                "role": "user",
                "content": "このコードの問題点を簡潔に指摘してください。"
            }
        ]
    })
)

result = json.loads(response['body'].read())
print(result['content'][0]['text'])

まとめ

Claude Opus 4.5は、コーディングとエージェント機能において業界最高水準の性能を実現しながら、従来の1/3の価格で利用できるようになりました。Amazon Bedrockを通じて、AWSの環境で利用が可能です。

参考リンク




元の記事を確認する

関連記事