【Microsoft Ignite 2025】現地レポート Microsoft Igniteで体験できる項目

今回は、Microsoft Igniteで体験できる主な項目についてご紹介します。

Microsoft Igniteでは基調講演(キーノート)だけでなく、以下のような項目を体験することが可能です。

  • ハンズオン・ラボ
  • ハブ(Hub)
  • コミュニティ交流
  • セッション
  • 認定試験・スキルアップ
  • スポンサー体験
  • On Airプログラム
  • ランチ & リフレッシュ

体験項目

ハンズオン・ラボ

Microsoft Igniteでは、多数のハンズオン・ラボが提供され、参加者は実際に手を動かして最新技術を体験できます。以下はその一例です。

LAB534 – Build real‑time analytics with Cosmos DB in Microsoft Fabric

  • 形式:90分のハンズオンラボ
  • 参加メリット:Fabric + Cosmos DBを横断して、リアルタイム分析と推論を統合的に体験可能
  • 概要:
    • 仮想のコーヒーショップの環境を題材に、Fabric上でオンライン取引データ(POS)と加工済みデータを統合
    • クロスデータベースSQLで運用データと分析データを結合
    • ストリーミングデータをライブ可視化し、リアルタイムに分析
    • 顧客パーソナライズ用のゴールドレイヤーを構築
    • Reverse ETLを利用し、分析結果をCosmos DBに書き戻して高速レスポンスを実現
    • Sparkノートブックで軽量モデルをトレーニングし、注文される直前に最適オファーを提供
    • Sparkノートブックで軽量モデルをトレーニングし、注文される直前に最適オファーを提供

キーボードはもちろんUS配列(使い慣れていない人は大変だと思われます)

ちなみにこのラボに参加しているアジア人は著者のみでした。

ハブ(Hub)

Microsoft Igniteのハブでは、参加者が最新の技術やトレンドについて学び、交流するためのスペースが提供されます。

ここでは、さまざまなデモやプレゼンテーションが行われ、参加者は直接専門家と対話することができます。

Fabric レースカー・リアルタイムチャレンジ

参加者は、Fabricのリアルタイム分析機能を活用して、レースカーのパフォーマンスを最適化するチャレンジに参加できます。リアルタイムデータを分析し、戦略的な意思決定を行うことで、レースでの勝利を目指します。

操作方法をレクチャーして頂き、レースが開始されます!

緊張の面持ちでハンドルを握る著者です。

この記事の著者は数あるチャレンジャーの中で3位を獲得しました!(著者はペーパードライバーです)

レース状況をリアルタイムで、Microsoft Fabricに反映し、確認することができる内容でした。

コミュニティ交流

Community TheaterでMVPや専門家のセッション、Connection Podsでのディスカッション、ネットワーキングスペースの予約などができる場です。

  • Community Theaters(コミュニティシアター)
    • 「Agent Readiness Framework」や「デジタル信頼構築」「Infrastructure as Code を Minecraft で学ぶ」など、多数の専門トピックが15〜30分の短いセッション形式で開催
  • Connection Pods(コネクションポッド)
    • 「Microsoft Global Community Initiative」の紹介と参加方法
    • Sentinel + Azure Data Lake を題材にしたログ運用の相談
    • コミュニティ参加の仕方と自己ブランディングに関する対話
    • AI エージェントのための Entra セキュリティ議論など

交流スペース横には糖分補給のためのドーナッツが立てかけられていました。

さすがアメリカですね。

セッション

以下2種類のセッションが体験できる場です。

  • ブレイクアウトセッション:
    • AI、クラウド、セキュリティなどの専門トピックを深掘り。たとえば「GitHub Copilotでの開発加速」や「Fabric CI/CDパイプライン構築」など実践的内容が中心
  • シアターセッション:
    • 製品デモや導入事例を小規模な劇場形式で体験できます。最新ツールのライブ紹介に触れられる貴重な機会を得ることが可能

認定試験・スキルアップ

Is On-demandで模擬試験や資格情報、無料オンサイト認定試験の受験機会を得ることができる場です。

  • Azure Skilling Challenges:
    • 事前課題を通してAI、データ、セキュリティ、インフラ分野の知識を実践。
    • スキルチャレンジを完了するとバッジ取得・認定試験50%オフバウチャー(先着5,000名)
  • Skills On‑demand / Reactor スペース:
    • 模擬試験、専門家によるアドバイス、資格対策情報が得られる学習支援ゾーン

スポンサー体験

AMD、NVIDIA、SAS、Siemens、UiPathなどの特別セッション、展示ブースでのデモや抽選イベントが体験できる場です。

  • スポンサーシアター & セッション:
    • AMD、NVIDIA、Citrix、SAS、Siemens、UiPathなどが登壇。AIとAzureの最適化や最新産業ソリューションを紹介
  • ブース体験 & イベント:
    • 展示ブースではデモ体験や抽選会(例:NVIDIA DGX Spark抽選)、プロフェッショナル写真撮影(Docusign)など多彩な企画あり
  • スポンサー主催の交流イベント:
    • 例としてAMDが「Neon Night」や「Block Party」を主催し、夜のハブでネットワーキングが可能

On Airプログラム

専門家インタビューや重要発表のライブ配信等が体験できる場です。

  • イベント中の専門家インタビューや最新発表をリアルタイムで配信
  • Keynoteだけでなく、ブレイクアウトやシアターでの注目ポイントを中継し、現場にいなくても臨場感ある情報をキャッチが可能。

ランチ & リフレッシュ

みんな大好きご飯の時間です。USご飯が食べられる場です。

  • 12:00〜14:00にMoscone North、West、Marriottで提供されるランチで、参加者同士のカジュアルな交流に最適。
  • ハブ内のカフェやスポンサー提供の休憩スペース(AMD、NVIDIA、Snapdragon、Tigerなど)で、気軽に休憩を取りながらネットワーキングも可能。
会場ご飯1

チキンサラダですが、量がとんでもなくこれだけでお腹いっぱいになります。

会場ご飯2

上に引き続き、アメリカンボリュームです。

アメリカの方からしたら、ポテトチップスは副菜なんですかね。

まとめ

Microsoft Igniteは、最新技術を学ぶだけでなく、実際に体験し、コミュニティとつながる場として大きな魅力があります。

まず、ハンズオンラボではMicrosoft FabricやAzureの機能を実際に操作しながら学べるため、理論だけでなく実践的なスキルを身につけることができます。リアルタイム分析やAI連携など、現場で役立つシナリオを体験できるのは、オンライン学習では得られない価値です。

ハブでは、最新テクノロジーのデモやインタラクティブなチャレンジが用意されており、Fabric Race Carのようなゲーム感覚の体験を通じて、楽しみながら技術を理解できます。

さらに、コミュニティ交流の場では、MVPやMicrosoftエキスパートと直接話し、キャリアや技術のヒントを得ることができます。Connection Podsやコミュニティシアターでのカジュアルなディスカッションは、知識だけでなく人脈を広げる絶好の機会です。

加えて、AIやクラウド、セキュリティなどの最新トレンドを深く学べるセッションや、無料の認定試験、スキルチャレンジによるバッジ獲得など、スキルアップの機会も豊富です。

スポンサー体験では、AMDやNVIDIAなどの業界リーダーによる特別セッションや抽選イベントがあり、最新ソリューションを知る楽しみもあります。さらに、On Airプログラムで専門家インタビューや重要発表をライブ視聴できるため、現地にいなくてもイベントの熱気を感じられます。

最後に、ランチや休憩スペースでのカジュアルな交流もIgniteならではの魅力です。学び、体験、交流が一体となったこのイベントは、技術者にとってスキルを磨き、ネットワークを広げる最高の場といえると思います。

廣川 太一

廣川 太一(日本ビジネスシステムズ株式会社)

クラウドテクノロジーサービス事業本部Data&AIプラットフォーム部Dataソリューション1グループ所属
Microsoft Fabric、SnowflakeのデータをAIに連携し誰でもデータ探索ができるよう活動中。
新潟出身の優しい筋肉。

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