11月末をもって現職を退職する。
2020年5月から5年半、半年間は産休・育休を取っていたので実質5年、さまざまなことをさせていただいた。
これは退職エントリー兼備忘録である。
最終出社日でした!5年半、本当にお世話になりました。
12月からは新しい場所で働きます!がんばるぞ pic.twitter.com/N3me9jChg7— まゆぞーん (@nanaka1103) 2025年11月14日
なぜ会社をやめるのか
ポジティブな理由とネガティブな理由は双方ある。
退職前に社内のさまざまな方とお話ししたが、ネガティブな理由でやめてしまうと思われているようなので一応弁明しておくと、単一の理由でやめるわけではないし、それがネガティブなものだけではない。
何なら帰る場所であると思う程度には愛着がある。
では、なぜ離れるのか?
簡単に言うと、「このままここでCREしていていいんだっけ?」という焦りがあったからだ。
こう言うと嫌味になるかもしれないが、自分はそれなりに良いキャリアを歩めていると感じている。
社内でそれなりのポジションを与えてもらい、順風満帆に見えると思うし実際にそうだ。そこは否定できない。
マネジメントに挑戦し始めた当初は未知の領域が多くて、そしてやりたい領域だったので全部吸収してやるぞ!という勢いで楽しかった。
鈍化を感じたのが2025年春以降。
「自分の仕事ってなんだっけ?」「本当にマネージャーの仕事してる?」「1on1おばさんになっている?」等々、考えたらキリがなくなってしまった。
まぁマネージャーの仕事なんてそんなもんなのだろうと思いつつ。
マネージャーとしては成功
引継ぎをしながら強く感じたが、私は日々のタスクをほぼ持たなかった。
手を動かすのはメンバーに任せ、自分は判断を求められたときに判断し、必要な時にサポートに入る。そんな仕事をしていた。もちろん、一部の仕事は渡せずに持っていたが。
この働き方は、ワーママ管理職として成功だったと考えている。
私のストレスの一つに、「駆け付けたいけど駆け付けられない」があった。
どうしても息子の相手をする時間帯は何もできない。本当に何もできなかった。
それが悔しくてたまらない時もあった。
ただ、自分が入らないと業務が回らないのは不健全だし、ちゃんと任せられる仕組みを作るのだと心に決めて業務に取り組んでいた。
マネージャーになる頃に決意表明をしたが、それが大枠できたのではないかと自負している。
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結果、多くのメンバーが育ってくれて、「私が抜けても大丈夫かな」と思えるようになった。
本当の本当の後押しは、プライベートな理由で「環境を変えたい」と思ったことだけれど、この組織を離れてもよいかなと思った経緯はこんなところである。本当にいい仲間と仕事ができたのよ!
外の組織をいろいろ見て思ったことは、こんなに成長する企業は他にないし、すごい組織(語彙)ということだった。
その組織を離れてよいのかは、次の会社に内定をいただいた後も現職に退職を伝えた後もずっと悩み続けた。後悔することもあるかもしれない。
ただ前に記載の通り、帰る場所と思えたので「まぁくじけたら戻るか」ぐらいの気持ちで去ることにした*1。
なぜCREをやめるのか
言ってしまえば「たまたま」ではある。
転職活動当初は「CREしかない!」と思っていたしCRE職を探していた。できれば立ち上げフェーズで。
そこからエージェントをしている友人と話し、「CREとして何をやりたいか」を考えていった。
- CREとして何がしたいのか?
- キャリアとしてのCREとは?
- もしCREという役割がなくなった時に、私は何者になるのか?
現職では、テクサポとしてのCREを学べたと思っている。そしてその組織作りに何らかの貢献はできたのではと自負している。
ただ前に記載の通り、不安要素があったのも事実。
一つは、「このCREは私の理念のもとに作ったCREではない」ということ。つまり、CRE組織を一から作る経験はしていないということ。
諸先輩方からいろんなインプットを受け、形になったものを受け取った感覚でいる。
私はCREという仕事が好きだ。この概念・役割に出会えて本当によかったと思っている。
だからこそ、CREのコミュニティに貢献したいし、CREに魅力を感じてくれる人を増やしたいと思っている。
そのためには、自分でCREとは何ぞやを定義し、必要な組織にCRE組織の立ち上げができるような人材になりたいと思っている。
それを同じ組織でするのか、CREがない組織で見つめ直すのか。
私は後者を取った。
もう一つは、技術力への不安。
私はCREチームのマネージャーをしているが、エンジニアリングマネージャーはできない。圧倒的に技術力が足りないからだ。
そんな自分のキャリアが中途半端だなと思えた。
今後もしキャリアチェンジするなら何か?
おそらくプロダクトマネージャーだと思っている。自分の興味関心含めて。
そのためにエンジニア含めたマネジメント経験もしてみたいと思った。
そんなこんなで、エージェントの友人が何件か紹介してくれた中で、ただ事業と組織への興味で「ここだけなら受ける」と宣言し、結果そこに行くことに決めた。
開発言語も違うし役割も違うし事業ドメインも違うし、学ぶことばかりだけど、新しいことに触れるのはいくつになってもわくわくするね。たくさん吸収しようと思う。
友人に紹介されなければ受けてみようとも思わなかったので、さまざまな視点の提供も併せて友人には感謝している。
CREは役割ではなく振る舞いである
直近はSRE, SREing に興味を持ち、いろいろと勉強させていただく中で「SREは振る舞い」という考え方があるのを知った。
自分はCREも同様だと思っていて、どんな役割についていても顧客の信頼性を高めるためのエンジニアリングをしていればそれはCREだと思っている。
このため、あまり自分の役割に固執しないことにしたのはある。
初めはCREから離れることにかなりの寂しさがあったが、この考え方になってすんなりと受け入れられた。
という感じなので、今後もCREコミュニティや(最近興味をもっている)SREコミュニティにはできれば顔を出していきたいです。皆様今後ともよろしくお願いいたします。
次の会社の話は、入社後に書けたらいいなー無理かなー
最後に
現職の皆さんには本当にお世話になって感謝しかない。
退職の意向を伝えた後、たくさんの方と話す機会をいただいた。その中には一緒に解決したい課題もわくわくするチャレンジもたくさんあった。
正直、一時は毎日に疲弊していて目線が下がっていたなと感じた。もっとたくさん、もっと前から話す機会があれば別の選択をしていたかもしれない。たらればだけど。
最後は東京オフィスでご挨拶をさせていただいた。自分はライフステージ的に「フルリモート万歳!」ではあるけども、やっぱりたまの対面は大事だなぁと実感した。何だろうね、熱量が違うとでも言えばいいのか。
転職先もフルリモートだけれど、フルリモートだからこそ、オフラインの機会はさらに大事にしていきたいと感じたのだった。
余談
退職エントリーはこのタイトルしかないと思っていたが、直近は朝井リョウ作品を読めていない。
休み中に読みたい本がありすぎて困った。消化していこう。