ジェネラティブエージェンツの大嶋です。
「AIエージェントキャッチアップ #57 – Agno 2.0」という勉強会を開催しました。
generative-agents.connpass.com
アーカイブ動画はこちらです。
Agno 2.0
今回は、マルチエージェントのランタイムAgentOSも提供する「Agno 2.0」をキャッチアップしました。
AgnoのGitHubリポジトリはこちらです。
公式ドキュメントはこちらです。
今回のポイント
Agnoとは
AgnoはOSSのマルチエージェントフレームワークです。
2025年9月にバージョン2がリリースされ、活発に開発されています。
Agnoでの基本的なエージェントの実装
Agnoでは、エージェントを以下のように実装します。
from agno.agent import Agent from agno.models.anthropic import Claude from agno.tools.hackernews import HackerNewsTools agent = Agent( model=Claude(id="claude-sonnet-4-5"), tools=[HackerNewsTools()], markdown=True, ) agent.print_response( "トレンドのスタートアップとプロダクトについてレポートを作成してください。", stream=True, )
エージェントには、モデル・インストラクション・ツール・メモリー・ナレッジなどが設定できます。
フレームワークが提供する機能の範囲であれば簡単に実装できるというタイプのフレームワークです。
単純なエージェント以外にも、チーム(マルチエージェント)やワークフローの実装もサポートされています。
AgnoのAgentOSとは
Agno 2.0のキャッチアップにあたって、特に注目したのが「AgentOS」です。
AgnoにおけるAgentOSとは、Agnoで実装したエージェントを動かすためのランタイムです。
AgentOSを使うと、Agnoで実装したエージェントを、FastAPIのAPIやMCPサーバーとして簡単に起動できます。
また、A2AやAG-UI、Slackに対応したインターフェースも提供されています。
DockerやAWSにAgentOSをデプロイするテンプレートも提供されています。
AgentOSの使い方
AgentOSを使用するには、以下のようにコードを記述します。
from agno.os import AgentOS agent_os = AgentOS(agents=[agent]) app = agent_os.get_app()
このコードを実行すると、AgnoのエージェントがFastAPIのAPIとして公開されます。

Agent OS UIとの連携
AgentOSでAPIとして公開したエージェントは、Agnoが提供するWebサービス「Agent OS UI」で使用できます。

Agent OS UIでは、エージェントとのチャットインターフェースや、ナレッジ・メモリー・評価などの管理機能が提供されているようです。
無料プランの場合はローカルで起動したエージェントと接続可能であり、有料プランの場合は何らかの環境にデプロイしたエージェントと接続できるようです。
OSS版のAgent UI
Agnoは、クラウド版のAgent OS UIとは別に、OSS版の「Agent UI」も提供しています。
Agent UIは、Next.js、Tailwind CSS、TypeScriptで作られたAgnoのUIです。
以下のコマンドで起動して、AgentOSに接続できます。
npx create-agent-ui@latest cd agent-ui && npm run dev

OSS版のAgent UIはかなりシンプルな作りで、最近はあまり積極的に開発されていないようです。
次回のご案内
以上、今回は「Agno 2.0」をキャッチアップしました。
次回は「AIエージェントキャッチアップ #58 – Playwright Test Agents」ということで、Playwrightに導入されたエージェント機能「Playwright Test Agents」がテーマです!
generative-agents.connpass.com
ご興味・お時間ある方はぜひご参加ください!
また、その次の回以降のテーマも募集しているので、気になるエージェントのOSSなどあれば教えてください!