こんにちは!TVerのサービスプロダクト本部プロダクト推進部部長の松岡(@y_a_j_i)です!
去る10月2日、TVerサービスの開発を担っている開発組織(サービスプロダクト本部)で下期に向けて決起会を開催し、参加者の皆さんからめちゃくちゃ決起したとご高評を頂いたので、是非その空気感を少しでも感じ取って頂けたらと思い、記事に残すことにしました!
決起会実施の背景
25年度上期は、重要な変化が多発したTVer開発組織にとっての特異点的な時期でした。
- TVerの開発組織が急拡大
- 長年の悲願だった固定スクワッドチーム体制への変更が本運用開始(以前はアドホックにプロジェクトチームを組んでいた)
- 事業状況の変化に伴い、ますますプロダクト開発の重要性が向上
これだけ事業構造が複雑かつ事業環境も目まぐるしく変わるTVerという会社において、次々と新入社員が増える中、プロダクトマネージャーとしてプロダクトビジョン・戦略をひとりひとりに浸透させるには、まずは前提知識をしっかりと共有しないと難しいという課題感がありました。

組織全員の事業解像度を上げたい!根拠のあるエンパワーメントをして、改めて組織としてのキックオフをしたい!という思いで、EMの高橋(@ukitaka_)さんを巻き込み、本部長の脇阪(@tohaechan)さんが背中を押してくださり、各部から運営スタッフが集まり、あれよあれよという間に決起会の開催が決まりました。
(入社初月に突然運営チームに放り込まれたのにアテンダーとして臨機応変に動いてくださった 芳澤(@security_index )さん、ありがとうございました…)
決起会の様子
当日の流れ
前半はプレゼンテーションパート、後半はフィッシュボウル形式(※後述)のディスカッションパート、ラストは懇親会という流れで、約半日間のイベントとしました。

各々午前中の業務を終え、オフィス近くの別会場にぞろぞろ集合。

人増えたな〜としみじみ。
プレゼンテーションパート
オープニングスピーカーは、技術・プロダクト領域を管掌されている宮島取締役。

宮島取締役からは、TVerの「テレビの新しいプラットフォーム」としての立ち位置をわかりやすく解きほぐし、TVerというサービス・企業そのものを再定義するようなお話を頂きました。TVerの“今”のステージを明確にし、ここから向かう”次”への展望を結びつけ、各チームの注力領域の裏付けを明快にして頂いたという意味で完璧なトップバッターで、実施後のアンケートでも「TVer成り立ちの歴史の話など、知らないことだらけで聞けてよかった」「事業構造をよく理解できた」「ステークホルダーの重要性を理解できてよかった」など、嬉しい感想を多く頂きました。
続いて、事業・広告領域を管掌されている村山取締役から、TVerを取り巻く事業状況を語って頂きました。

これまでの事業・広告・プロダクトの歴史的な経緯をなぞりながら、今が一番おもしろい、挑戦できる時期であることをお話頂きました。誰より村山さんご自身が今この瞬間を楽しんでいること、まただからこその開発組織への期待を熱く語って頂き、改めて背筋が伸び、奮い立たされた人も多かったのではないでしょうか。
皮切りのお二人からのお話でTVerの現状や中長期戦略への解像度が上がったところで、松岡からはKPIを爆伸びさせた上期の実施施策の数値面の振り返りと、下期のプロダクト戦略や組織設計の全体像をお話させて頂きました。

時間をめちゃくちゃ気にしながら喋ったのでえらい早口になってしまって反省しています。

アルカイックスマイルをキメるタイムキーパーの宮司さん、ありがとう…。
ここからは、各スクワッドチームのオーナーを務めるプロダクトマネージャー達から、各チームの方針とロードマップを共有してもらいました!
それぞれの個性が光るプレゼンで、プロダクトマネージャー達の覚悟や想いが伝わったし、各チームのメンバーからも「他のチームが何をやろうとしているのか」、自分たちのチームがどういう役割・位置付けなのか、をよく理解できた」というフィードバックをたくさん頂きました。

テレビ局から出向して2年目、技術職からプロダクトマネージャー領域にチャレンジくださった松村さん。ドメイン知識と技術力を武器に大活躍されており、下期も戦略上非常に重要な位置付けのチームを引っ張って頂いています。
去年のアドベントカレンダーで松村さんが書いていた記事もとても良かったので是非ご一読ください。

toC / エンタメ領域でプロダクトマネージャー経験を積んで来られて、1年前にTVerにジョインしてくれた田寺(@check_of_kakuni)さん。先日公開された TVerショートを始め、TVerにとって非常に重要な「目的の番組がないユーザーにどう番組に出会っていただくか?」というテーマを背負ってご活躍頂いています。

とにかく再生への到達を短縮する、配信サービスであるTVerにとって1丁目1番地の領域で爆速でアウトカムを出し続けている松本さん!上期は松本さんが機動的に動いてくださったおかげで、事業連携が非常に速やかかつ機動的に進みました。
(良い感じの写真が撮れて無くてすまない…)

PdMパートの最後はTVerの成長を牽引するコネクテッドテレビチームの松本さん。テレビはまだまだ立ち上がり期だからこそやらなければいけないこと・やりたいことが無限にある中、テレビだからこその体験を磨く為に日々シャープに優先度をつけてチャレンジを続けてくださっています。
ラスト!では、これらのプロダクト戦略をどうやって成立させていくのか!?というところで、本部長の脇阪(@tohaechan)さんが登板。プレゼンテーションパートを締めくくってくださいました。

脇阪さんからは、これまでの開発組織としての歩みを振り返って頂き、この半年の確かな成長の手応えと、来期に向けてはさらに次のステージへと進化しなければいけない意気込み・覚悟を語って頂きました。
ただ組織が拡大しただけではなく、スピード・品質を向上させる様々な取り組みが定量的に可視化され、共有する想いも強固になったことが伝わってきて、まさに「チーム」になってきているんだな…、TVerの開発組織はここまで成長したんだな…、と目頭が熱くなるような瞬間が何度もありました。
※去年(2024年)のTVerアドベントカレンダーでは、1年前の時点でのTVerの開発組織内製化の歩みをエンジニア視点を脇阪さん(
TVerのエンジニア組織の歩み – TVer Tech Blog)、プロダクトマネージャー視点を松岡(
TVerの開発組織内製化に向けてプロダクトマネージャーがチャレンジしたこと|松岡綾乃@TVerプロダクトマネージャー | Ayano Matsuoka)がまとめております。こちらも見て頂くとよりTVer開発組織内製化に向けての歩みがリアルに伝わるかもしれません。
TVerアドベントカレンダー、今年もやります!!
こうしてプレゼンテーションパートは終了!若干の延長時間もあり、しっかり2時間近くの座学となりましたが、密度の高い内容だったこともあり、ダレることなく無事に終えることができました。
ディスカッションパート(フィッシュボウル)
長めの休憩を挟み、続いてはディスカッションパート!
ここまでの発表を踏まえ、ただ聞くだけではなくさらに”議論”に参加頂くことで、事業状況や戦略への解像度を高めて自分ごととして腹落ちしてもらう狙いです。より多くの人に積極的に議論に参加して欲しかったので、大人数での議論・対話に向いている「フィッシュボウル」という対話手法を採用しました。

まずは、プレゼンパートの発表者である取締役・本部長・開発組織外のゲストらをインナーサークルに据え、フィッシュボウル開始!これだけ人がいると、インナーサークルの中は文字通り熱い!笑

ここからはラフに行きたいので、さっそくカシャ、プシュ!

まずはこの上期を振り返りながらアイスブレイク。こういう動きをした人がいてよかったよねー!わかる!ぐっと良い組織になってきてるよね!でもまだまだやれるっしょ!と出だしから良い雰囲気。

プレゼンパートとはまたちょっと違う、くだけた雰囲気での取締役同士の生の会話に、参加者もリラックスして聞き入っています。

徐々に、アウターサークルの皆さまからも手が上がり始めます。
広告とプロダクトとの連携として求められること、現状課題、今後の発展性やアイディア、矢継早に飛び込む質問や意見に村山さんからは「開発の皆さんがこんなに広告や事業に興味や熱量を持ってくださっていたとは知らなかったし、嬉しかった」というコメントも頂きました。

やりたいことが出てくる出てくる。
みんな、想いを貯めてたんだなあ。

お酒が進み始めて、もはや新橋の居酒屋かな?というホットな空気へ。
(このあとお酒が足りなくなり、休憩時間にお酒を買い足しに行きました)

事業戦略、プロダクト戦略、技術戦略、それぞれをもっと有機的に磨いていけないか!?もっとお互い巻き込めないか!?というとても素敵な問い。クライマックスに向けて盛り上がっていきます。

最後はデザイン、UI、UXの領域からブランディング、コミュニケーションデザイン、ユーザーエンゲージメントと話題が拡がり続けていく。いいなあ。

予定時間を15分オーバーし、まだまだこの話題について話したい!この質問、聞きたい!この人をインナーサークルに呼びたい!という余地を残しまくりつつ、後ろ髪をひかれながら終了…!

お疲れ様でした!
集合写真を撮って、懇親会へ・・・!このあと滅茶苦茶飲酒しました!!

やってよかった!
決起会自体、やって本当によかったなあ、というのが素直な感想です。
TVerの開発組織としては、実はこのような形で戦略を共有するのは初めての試みだったのですが、まさに必要なタイミングで実施できたこと、結果としてTVerの開発組織の成長をお互いに感じられるような時間になったこと、とても良い時間でした。
正直、起案した時にはうまくいくかという不安も大きかったのですが、明確に「なんのためにこのタイミングでこのイベントをやるのか」というWHYを簡単な企画書に起こし、事前に役員の皆さまやEMの皆さま、運営の皆さまに意義をご納得頂いた上でご参加頂いたのは大きかったように思います。「めちゃくちゃ盛り上げてください!!」とお願いした通り、めちゃくちゃ盛り上げて頂きました。(語彙)
実施後も、チームのKPTでこのようなKEEPが出たり、PdMが早速戦略やロードマップの質疑を受けていたりと、チーム組成にいい影響が出ているのを感じました。

決起会の盛り上がりを聞いた他本部の皆さまから「決起会で使われた資料見たいです」「うちの本部もやらなきゃと思いました!」といったお声がけを頂いたことも、開発組織に閉じない波及効果を感じられて非常によかったです。
アンケート
ベタですがしっかり実施後のアンケートも実施。TVerの事業構造・プロダクト戦略、いずれも格段に理解度が深まったことが確認できました。

理解が深まったという観点だけではなく、「今日から自分の業務への向き合い方が変わりそうです」「今日の話を踏まえてチームがどう成果を出していけるか、貢献できるか考えていきます」といった、まさに「決起」につながったのだなと思えるコメントが多く集まったのも胸が熱くなりました。
フィッシュボウル
もともと、私自身がProduct People社主催のフィッシュボウルイベントにインナーサークルとして参加させていただいたのがきっかけで、この対話手法を知りました。
実際にやってみて感じたのは、これは社内イベントにこそ相性のいい手法だなということです。
実施前は「うまくファシリテーションできるだろうか」「ド滑りしたらどうしよう」という不安もありましたが、参加者のキャラクターや強みのあるテーマを把握している分スムーズに進行でき、自然と話題が展開していきました。何より、参加者の皆さんが積極的に関わってくださったことが大きいと思いますが、想像以上に自然な対話の流れが生まれていきました。一緒にファシリをしてくださった高橋さん、Slackをウォッチしながらファシリのテーマアシストをしてくださった根岸さんのご尽力には本当に感謝です。
一方で、社内イベントゆえに「より多くの方にインナーサークルに入ってもらいたかったが、時間の制約で叶わなかった」という課題も残りました。
今後は、限られた時間の中でより多くのテーマと参加者を巻き込む仕組みを検討していきたいと考えています。
実況Slack
より多くの人に積極的に参加をしてもらいたい、というフィッシュボウルと同じ目的で、実況用Slackを設置したのもよかったです。

夏休みはみんな万博行ってたことが発覚…!

実況用Slackを常にスライドに投影していることで、マイクを持っていない人の盛り上がりも可視化され、さらにSlackへの投稿も増え、という良い循環が回りました。これは参加者の方からの当日のアイディアと運営の機転で実施されたもので、とってもナイスだったな〜!と思います。

最後に
決起会のイベントレポ、いかがだったでしょうか!
TVerの開発組織の空気感・熱気が、少しでも伝わっていたら嬉しいです。
TVerの開発組織へようこそ
TVerの開発組織では現在、各ポジション絶賛大募集中です。 カジュアル面談も受け付けています。
少しでもTVerのことが気になった方、この熱狂の渦に飛び込みたい!と思われた方は、是非お気軽にご連絡ください!