レノボ・ジャパンは、10月28日に開催したメディア向けの新製品体験会にて、10月24日発売の新型スマートグラス「Lenovo Glasses (Gen2)」を紹介した。直販価格は5万5,000円。
Lenovo Glasses (Gen2)は日常での使いやすさと軽量化に重点を置いたスマートグラス。重量は65gと、従来モデルと比較して30%の軽量化を実現した。重量バランスにも配慮しており、長時間の使用でも疲れにくい付け心地を目指したという。レンズ部分の厚さも18mmまでスリム化されている。
ディスプレイには0.6型のMicro OLEDを採用し、視覚的には約4m先に126型の画面があるように感じられるとしている。仕様は、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)。最大輝度が800cd/平方m、リフレッシュレートが最大120Hzなど。
USB Type-C(映像出力対応)を備えたスマートフォン、PC、ゲーム機(HDMI変換アダプタ利用時)などで利用でき、レノボ製AndroidタブレットではYoga Tabなど4モデルが対応する。
詳細な仕様は弊誌過去記事を参照されたい。
体験会では、重量と付け心地が強調された。65gという軽量さは他社製品との差を実感できるレベルで、非常に軽い装着感だと言える。
レンズは半透明のサングラスタイプ。モード切替や外付けオプションで半透明化に対応する他社製品とは使い勝手が異なる。
レンズに表示した内容は、外から見た場合、斜めからは判別できない。真正面から見ると、小さくはあるもののある程度は判別可能だった。公共の場で使用する際には、スマートグラスだからと過信せず、周囲への注意が必要かも知れない。


