【GitHub Universe 2025 現地参加 Day1レポート】VS CodeのGitHub Copilotに「Plan Mode」が登場!(25/10/28 現在VS Code Insidersで利用可)

こんばんは、しんばです!

本記事では、GitHub Universe 2025 Keynoteより、Visual Studio Code(以下VS Code)に追加される「Plan Mode」について共有します!

Plan Modeは、簡単に表現すると「アプリケーション設計パートナー」です。

GitHub Copilotはまずコードベースを解析し、ユーザーが実装したい機能、ページの「設計(Plan)」を補助します。

直接Chat ModeやEdit Modeでコーディングするのとなにが違うか?

従来の「Vibe Codingのような形で、AIと対話しながら実装していく方式」と、「Plan Modeで設計をすること」には大きな違いが生まれます。

Plan Modeを利用すると、ユーザーの入力(プロンプト)を基に、要件を分解し、必要な情報をまずは整えます。いわゆる「スペック駆動開発」をするための前準備として非常に有効に使えそうな印象を持ちました!

かゆいところに手が届く!

AIといえど、ユーザーの入力から「想像して」設計を完了させるのには限界があります。
不要なものまで実装してしまったり、まったく違った思想での設計をしてしまうこともあるでしょう。

Plan Modeを利用すれば、「不足している情報を、AIからヒアリングされる」仕様となっています。

また、生成した計画はエディタで閲覧でき、エージェントモードに渡して自動実装を開始できようになっています。

私からのプロンプトはたったこれだけ。
「筋トレ」「インターバル」「モバイルアプリ」くらいのキーワードしか入っていませんね💦

筋トレのインターバルを管理するモバイルアプリを作りたい

すると、Plan Modeを利用したGitHub Copilotからは以下のような回答がありました。

## Plan: 筋トレインターバル管理モバイルアプリ

筋トレ時のインターバル(休憩時間)を管理できるシンプルなモバイルアプリを設計します。ユーザーが種目ごとにインターバルを設定し、タイマーで通知を受け取れるようにします。

**Steps:**
1. 要件定義:インターバル管理の機能、UIイメージ、通知方法を整理
2. プラットフォーム選定:iOS/Android両対応(例:React Native, Flutter)か、どちらかに絞るか決定
3. 画面設計:タイマー画面、種目・インターバル設定画面、履歴画面などの構成を決める
4. 技術選定:タイマー・通知・データ保存のライブラリや技術を選ぶ
5. プロトタイプ作成:最小限の機能で動く画面を作成し、動作確認

**Open Questions:**
1. iOS/Android両対応アプリ or どちらか一方で開発?
2. インターバル以外に記録したい情報(例:セット数、重量など)は?
3. 通知はバイブ・音・ポップアップなど、どの方法が希望?

Steps. にて実装のステップを計画し、必要な情報は Open Questions でヒアリングしてくれます。

VS Code Insiders で Plan Modeを実行

いままではカスタムインストラクションやプロンプトで工夫しなくては行けなかった部分が、こうして公式機能として実装されると、アクセスが簡単になりますし、精度にも期待ができるようになりますね!


本ページは速報記事です。
情報は随時更新されますので、ご了承ください。


私たちはGitHubのスペシャリストとして多くのGitHubサポートを提供しています。

GitHubやGitHubサービス、付随するご質問にご回答する「アドバイザリー」、
GitHub Enterpriseなどの設計や実装についてヒアリングベースからご支援する「コンサルティング」。

GitHub Copilotや、管理者、開発者、Actionsなどをテーマとした、GitHub活用のための「トレーニング」。

GitHubのライセンスや従量課金のご支援をする「GitHubアカウント管理支援」。

私たちはGitHubが提供するすべてのGitHub Certificationと認定講師カテゴリをコンプリートしています。
貴社の開発を加速させるためのGitHubご支援について、ぜひお話させてください。

www.alterbooth.com




元の記事を確認する

関連記事